
話し方のヒント P137~138
下重暁子著 大和出版 P137
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「ほめられた時はこうしなさい」
日本人はほめられ方もヘタなようだ。夫
は妻の事をほめない。会社では社員をほ
めない、従ってほめられることもヘタ。
ほめる時も、ほめられた時もてれてしまう。
ほめる時は自信を持って、ほめること、
ほめられた時は、疑い深そうな顔をせず、
素直に喜ぶことが大切である。(中略)
ほめられたから「これでいいんだわ」
と安心したり「もうこれ以上しなくても
認められたんだから」というのでは意味
がない。「これでいい」と考えることは、
自分の限界をきめてしまう、限界をきめた
とたん、一歩も進歩しない。(中略)
ほめられたことをはずみにして、一段階
のぼりたい。ほめられたことを活かすべき
なのだ。
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▼私はめったにほめられたことがないので
たまにほめられると大いに照れてしまいま
す。逆に考えるとほめるひとは自分では気
づかないが、一人をほめると周りにいる仲
間の妬みを買ってしまう。「あの人ばかり
ほめられる」特に女性の多い職場では一人
をほめれば全員をほめないと収集がつかな
くなるから事は重大である。しかしちょっと
したことでも感謝の気持ちを素直に表現す
るのは大切なことだと思う。ほめて、ほめて、
大いにほめましょう。