クッキングこめぞうの井戸端日記

こめぞう長屋の井戸端で縁台に腰掛けながら、暫し四方山話に花を咲かせましょう!
美味しいコーヒー入りましたよ

「少年倶楽部」の笑い話

2010-01-14 20:35:38 | 読書(書評)(新)読書会


のどかで懐かしい「少年倶楽部」
の笑い話 選・解説 杉山亮 講談社 より引用

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昭和七年九月号

▼丈夫な切手

 凸ちゃん「郵便切手下さい」

 郵便局員「いくらの切手?」

 凸ちゃん「南洋にだすのですから、なるべく

 丈夫なのを下さい」


昭和八年一月号 

▼朝寝坊のアメリカ人

 先生「皆さん、アメリカでは丁度私達

 が寝る時分に起きるのです。」

 生徒「わーツ!アメリカ人はずいぶん寝坊

 ですね。


昭和九年八月号

▼氷の冷たいわけ

 太郎氷にさわりながら、

 「氷ってどうして冷たいのだらう」

 それを聞いた弟の次郎

 「冷たいわけさ。冷蔵庫に入ってるんだもの」


昭和二十八年十月号

▼かや
 
 兄「このかやには、大きなあながひとつあいて

 いて、かがたくさん入っているよ」

 弟「それじゃあ、もうひとつあなをあけて、そこから

 かがでるようにすればいいよ」

 兄「…?」


昭和三十七年十月号

▼ザ・ピーナッツ

 Aくん「Bくん ザ・ピーナッツはなにごか

 しってるかい。」

Bくん「しってるさ、英語だよ。」

Aくん「きみ、頭がわるいなあ、あれはふたごだよ。」

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▼随分と面白い笑い話ですね。そういえば小学校の
ころ「てぶくろをはんたいから言うと」「ろくぶて」
でまんまとひっかかって六回ぶたれたのを思い出しま

した。NHKラジオではトンチ教室なんてのもありまし
た。エノケンアチャコの漫才なんかラジオでよく
聞きましたね。


 

           



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必ず柔らかな明日は来る

2010-01-14 20:04:03 | 読書(書評)(新)読書会


曽野綾子著 徳間書店 P36より引用

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「駄目な人と言われたい」

だから最初から、わざとあの人は役立たず
だ、気がきかない、態度が悪い、神経が荒
い、親切でない、ということにしておくと

当人はそれほど気張らなくても済むのであ
る。ここがおもしろいところだ。
ことにいいことは、そういういささか悪評

のある人がちょっとでもいいことをすると
それは意外な効果を生むということである。
(中略)

不親切だという評判をとっている男がちょ
っと気配りを見せると「あの男も、時には
味な事をやるもんだね」と大受けである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼案外、一般的に駄目な人間と思われたく
ない為に世間の目を気にし過ぎるところが
あります。それを悪評が立つくらいで丁度

いいとはなかなかできないことだ。少しで
もいいことをすればいい評判になる。出来
そうで出来ない考え方である。島国の為、

いささか日本人は周りの事を気にし過ぎる
ところがあります。でも「ちょい悪」には
なかなかなれない。
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