PHP研究所
「英雄たちの決断脳」茂木健一郎 より引用
1月25日にPHPから面白いコミックが発売
された。坂本竜馬についての記述です。
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「枝分かれした道で歩むべき道とは?」
「脱藩」とは、結局のところ、古い自分
から脱することではないでしょうか、こ
れまでの生き方から離れ、新たな境地に
飛び立つことを恐れない精神。(中略)
竜馬の場合「最悪の事態」として、常に
死ぬことが想定された上での人生でした。(中略)
因みに竜馬の最後、それは、しゃも鍋を
食べたいがために人を遣いに出している
時に起こりました。もし、あの時「しゃも
を食べたい!」と思わなければ、彼は生
きて明治新政府もみられたかも知れない。(中略)
さて、最後にもし人生の行く先に選ぶべき
道が何本も現れたらどうすればよいので
しょう。そうしたら、自分にとって最も
困難な道を歩むようにお勧めします。
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▼丁度NHKTV大河ドラマ「竜馬伝」がはじま
りました。家族で楽しみにしております。
視聴率も日ごとに上がっているようですね。
今までにないドラマ作りで、良く竜馬の成長
ぶりが実に細かく描かれて毎回楽しみですね。
岩崎弥太郎の体を張った演技には見る人を
引き付けます。ところで、竜馬の暗殺の夜、
彼はしゃも鍋を食べたいと人を遣いに出し
ている。↑にあるように「しゃも鍋を食べ
たい」と思わなければ、展開は変わってい
たかも知れない。歴史に「もし」はないが
先のことは誰にもわからないものです。