
高原慶一朗著 PHP研究所 P62より引用
ISBN4-569-63184-3
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路傍に咲く季節の花。
それをきれいだと思うか
なんの関係もないと感じるかで、
幸不幸が分かれる。
仕事にも積極的に楽しみを見出そう。
嫌な上司にガミガミ叱られたあげく、
営業の契約も取り損ねた。人生最悪の
日だと落ち込みながら帰る駅の構内に、
季節の花が植えられていたとします。
そのとき、「ああ、きれいなはなだ。ずいぶん
心が慰められる」と思うか、「季節の花が
俺の人生となんの関係がある。勝手に
咲いているがいいや」と感じるか。
どちらの感慨を抱くかで、私たちの幸不幸
の道が分かれるような気がします。
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▼在職中、営業車で得意先回りをしていると、
色々な事に出くわします。周り一面すべて
コスモス畑という風景の中を走ると実に
いい気分になります。右も左も全部コスモス
畑です。こんなときは携帯電話のカメラで
撮影をして事務所の女の子にコスモスの
花をプレゼントします。漁師町ではせまい
路地で日当たりも良くなく、常に日蔭な場所
でも植木鉢には色々な花を植えていて、季節を
愉しんでいる。今でも縁台などが立てかけて
あります。私の園芸好きもこのあたりからの
影響が大きいですね。