12月も末期となってきた、正月も間もなくだ。気がせいてくるのか、早々と迎春準備に入るものも。お節の段取りだろうか、農園でも野菜の収穫に励んでいるようだ。季節は寒冷期、植え込んだ冬野菜は収穫の時期でもある。仲間達により様々だが、ザッと見渡しただけでも、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カブ、ホウレンソウ、シュンギク、レタス、ミズナ、チンゲンサイ・・・・・・・等々が選択し放題だ。持ち帰りの選択も人によりけりだが、外せないのがダイコンとカブ、ご近所に提供するにしても渡しやすい品々だ。子狸も両者を持ち帰ることにした。実は明日、マダム衆の茶話会(ホームパーティーとか言うそうだが、舌を噛みそうなので)があるそうで、収穫の指令が・・・・・・・。
仲間達の動向を見守っていると、ハクサイやキャベツを好む者、ミズナやチンゲンサイに走る者、等々、まさに様々だ。市場に出向くと恐らくだがどのような野菜もいわゆる「正月料金」だろう。何故だか不明だが、何時の間にか数割値上がっている。農園で自家栽培を続けていると、単価を気にする事無く消費出来るのは有り難い。
茶話会への持参品も、我が家では泥臭い品々ばかり。しかしながらこれが結構好評で、リクエストに応じきれないほど。やはり無農薬栽培に近いのと、取り立て出来たての新鮮さが評価されるようだ。栽培者にとっては何でも無い品々だが、好評で喜んで貰うのは、悪い気はしない。リクエストが一番高いのは、やはりサツマイモ。大阪マダムの好物は、イモ・タコ・ナンキン・・・・・と言われるが、無論筆頭に位置するのはイモつまりサツマイモなのだ。こればかりはシーズンオフで、ご期待に添えないが。
寒波が続く農園だが、昼下がりの時間帯で太陽が出ているとソコソコ暖かい。風が無いときは儲けもの、せっせと収穫を果たして、山の神殿のご機嫌を確保しましょうかな。あれこれ口上を並べるよりも現物野菜を届ける方が・・・・・・・・。