木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

日々これ収穫に

2023年12月01日 05時25分00秒 | 耕作放棄地

多少の相違はあれど、多くの仲間達は年内作業もほぼ終了のようだ。寒さもジワジワと押し寄せ、思うように動きづらいと言った側面もあるのだろう。かといって農園への出動は欠かしたくない・・・・・何とも複雑な心境だろうか。結果、単純に取り組みやすい「収穫作業」の選択とあいなってくる。画像の主もそうした状況のようで、せっせと収穫物の水洗いだ。彼の耕地には水が無い。其処でタライに水を搬送しての簡易水洗場の設置のようだ。収穫物の水洗いぐらいなら、これで十分間に合ってくれる。

葉物はそうでも無いのだが、根菜類は特に土まみれとなっている。そのまま持ち帰れば、各位、叱責の嵐かと。何処のご家庭も一緒かと推測するが、家庭の実権の主は、奥様と呼ばれる存在だろう。文字通り、奥に鎮座して睨みを利かし家内を支配するから、奥の主つまり奥様と呼ばれたとか何とか。真偽の程は存じません。

彼もそうした一人の模様で、丁寧にせっせと洗っている。彼の良いところはボックスを準備してビニール袋を使用しない事。石油製品の使い捨てには抵抗があるようだ。マイクロチップスの存在が懸念される昨今、彼の生き様は推奨に値するかと。なかなか真似出来ないのが辛いところかな。ダイコンが見えるようだが、立派に実ってくれたようで、再々のお持ち帰りのようだ。ご近所にファン倶楽部の存在もあるようで、持ち帰り分も地域に提供されてるのだろう・・・・・・と思う。

農作業が少ない寒冷期にこそ、本来の「土作り」に努めるべきだろう。野菜は肥料では無く土壌が作り上げる物、良き土壌こそ万物の宝です。有機質を投入し、耕耘作業を繰り返し、優れた土壌を構築するには冬場こそ最適かと。収穫作業も楽しくてよろしいが、数回に1回位は土作りをメインとしたいものですね。短時間だが、折々に通り雨があってなかなか土を触ることが出来ません。チャンスを見計らってミニ耕耘機の出番かな。

それにしても彼のボックス内、綺麗な野菜類が詰め込まれてます。彼の尽力の成果でしょう。一を聞いてその数倍も調査研究して、それの繰り返しがもたらした結果(成果)かと思われます。ローマは一日にしてならず・・・・・・・のようですね。

 

 

 

 

コメント
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