木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

年末の農園状況

2023年12月19日 05時08分58秒 | 耕作放棄地

一見穏やかで長閑な風景に見えるが、農園は結構冷え込んでいる。高温となりがちな日中の午後2時~3時位でも気温は6度~8度程度だ。状況的には真冬である。流石に降雪とまではいかないが、気温的には近い。仲間達も引きこもり現象か姿は見えないようだ。作業中で無いのを幸いに、ブラブラと農園を巡ってみる。各処とも手が入り、結構農園らしくなっている。条件的には農閑期に入ったところ、さしたる急ぐ作業も無いのだろう。当然ながら農園への出動も控えめとなりがちだ。

見渡すと雑草に埋もれた場所もチラホラと。手を掛けて抜き取れば良いのだが、寒さの故か後回しとなってるのだろう。まあ、冬場のこと雑草の成長もユックリめだ。少々対策が遅れても大きな支障は無いだろう。かく言う子狸も対応が遅れてる。冬場の雑草は伸びは控えめだが、地中への執着力が強くて簡単には抜けない。何時もの手鎌で掘りだしているのだが、1本づつの手作業によるしか無い。雑草の抜き取りに特効薬は無いのだ。

この時期よく目に付くのがタマネギの群落、結構な頻度で目にする。1箇所当たり恐らくだが100本単位であろうかと。各位、タマネギとジャガイモには時間とスペースを割いているようだ。両者共にある程度の保存性があり、備蓄食料として重宝してるのだろう。EU諸国のように戦乱を潜り抜けてきた地域では地下室設置が常識だとか。中には各種の備蓄食料が蓄えられ非常時に備えているのだろう。

当地でのジャガイモ植え付けは早い人で2月の中旬頃、遅めの人で3月の中旬位だろうか。正月が明けると「芽出し作業」が待っている。別にやらなくても支障は無いが、やった方が成長は早い。種芋の販売も正月明けから始まるのでご注意を。何を隠そう、子狸は秋ジャガの種芋入手に失敗したのだ。タイミングを見誤ったらしい。

農園内を散策していると、体が冷え込んで火の気が欲しくなってくる。この時期、乾燥した雑草の山や古竹の備蓄などは無い。つまり燃やせる材料が無いのだ。体が冷え込むと作業能力の低下や判断力の喪失を招きやすい。一寸したミスで転倒や滑落ともなりかねない、焚き火をしたいのだが望めないようだ。散策では無くダッシュでの見回りとしたいのだが、体力の問題もありまして・・・・・・・・。

 

 

 

 

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