「冬キャベツ」の経過が散々だった。一言で言うと虫害にやられ、骸骨状態となってしまったのだ。葉のみならず芯までやられた物も。こうなってくるとリベンジをと考えるのも当然でしょう。幸いにして季節は「春キャベツ」の苗が出回る頃。何時もの種苗店へと訪問したが、当面入荷の予定は無いとかの話だ。仕方が無いので種子を購入し、パレットに種蒔きした。そんな話をしていたら、例の百姓候補生氏、出動途上の種苗店にあるとかの情報が。早速走って行き購入とあいなった。
苗はパレット売りで、10本入って400円前後。種子を購入するのと代わらない。1パック購入して農園へ持参して植え込み、種子のパレットは自宅で育成中だ。パレットは25ピース使用のタイプ、従って全部が発芽すると25個+10個で、大量のキャベツ群となってくる。幸いにして耕地は空き状態で植え込むスペースは確保可能だ。
キャベツは発芽から収穫までの大半を寒冷期で過ごす。従って害虫の襲撃も左程では無いと推測され、安心して栽培に集中出来そうだ。例の百姓候補生氏もそこを狙ったようで、1パック購入した模様。次の雨を待って植え込む段取りだとか。子狸は待てないので、即刻植え込んだ。
ご参考までに、現行の冬キャベツの状況をお知らせしようかと思う。害虫にやられ、骸骨状態となったキャベツです。一番酷いのをアップしておきます。芯は微かに残ってますが、人間様が賞味できる部分はほぼ無いのかと。野鳥の食害と一緒で、どれか1個に集中してくれたら助かるのですが、飛び飛びのつまみ食いなようですね。
植え込んだ春キャベツ苗の状況も気になります。苗は小さく、成長には時間が掛かるでしょう。寒冷期の成長を危惧して、ささやかな保温装置を施しました。籾殻による根回りの隔壁作りです。過保護にならない程度の保温装置、効能を発揮して欲しいものです。