木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

お務めご苦労様

2023年12月10日 05時27分09秒 | 耕作放棄地

夏野菜の代表選手でもある「ピーマン」だが、最盛期は7月だ。誰がどう見ても夏の野菜である。従って、7月収穫を目処に栽培し、それなりに収量を上げてきた。十分過ぎる程の実りがあったのだ。子狸宅のみならず、近隣のマダム衆にもお裾分けが行き渡るほどに。7月末でお終いかと思い、片付けの準備を思案してもピーマンの茎類は元気よく、どう見ても終焉期とは思えない。其処で生命力の続く限りは生き延びさせようと、追加の肥料等も折々に散布することに。

想定外の事態だった。何時までも元気よく、次々と実りをもたらしてくれる。7月一杯と思ったのが、8月も、9月も・・・・・次から次へと実りが続き衰えを知らぬ程だった。何と11月末までそうした状況が続いたのだ。たった6本植え込んだピーマン、微々たる本数なのに大量の果実をもたらしてくれた。元気が良かったピーマンだが、流石に生命力の限界か、12月に入って来ると衰えの兆候が。なんぼ何でも限界だろう。

多くの貢献を為してくれたピーマンだが、遂に終焉期かと、感謝と共に引導を渡すことに。未だ小さな実は付いているが引き抜くことを決意。スコップを持ちだして次々と抜いていく。しばらく乾燥させて焼却処分の段取りだ。

それにしても驚異的な生命力だ。他の野菜では見られぬ現象である。同時に植え込んだナスも、夏ナス・秋ナス、二度のお勉めを果たしてくれた。こちらは9月一杯から10月の始めまでだったように思う。夏野菜はナス科のオンパレードだが、これほど長期に渡って活躍するのはナスとピーマンぐらいだろうか。「一粒で二度美味しい」・・・・・・・とかのコマーシャルがあったが、ナスとピーマンは二度どころか三度も四度も美味しい野菜のようだ。来年、家庭菜園等にチャレンジされる方々は、是非に選択肢の候補に計上を。

 

 

 

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