今は「秋ジャガ」の収穫期である。9月頃に植え込んだ秋ジャガを、ボチボチと掘りだしている頃だ。実は子狸は秋ジャガを栽培していない。不覚を取って種芋の入手に失敗し、栽培できなかった。それが何でジャガイモの話を・・・・・・となってくるが、悲喜こもごも、いろんな事情がありまして。裏話を披露すると、「春ジャガ」の残り物が地中に残っていて、秋になって種芋代わりに発芽したらしい。現場は春ジャガの掘り出し、その後サツマイモの掘り出し、と二度もの騒乱に襲われたのに無事に生き残った模様だ。
彼方此方に、飛び飛びながら青い茎が生存している。正規の種芋では無いので期待は出来ないが、某かのイモは可能性があると思える。気を引き締めて掘り出すことに。数カ所掘ってみたが予想どおりで、小粒なジャガイモが数個づつ。それでも秋ジャガは植え込んでないので貴重な収穫物だ。聞くところでは長老も同様事情らしく、本日該当のジャガを掘りだしたところだとか。似たもの同士の栽培者のようだ。
各畝を回って該当の品を全部掘りだしてみた。小粒ながら立派なジャガイモ、中には数個のサツマイモも存在した。画像でご確認戴きたいが、全部でバケツ一杯ほどの収穫物が。棚からぼた餅・・・・・との言葉があるが、まさにしかりで、大きなクリスマスプレゼントとなった。予期せぬ収穫物、正月休みはジャガイモの蒸かしや煮物で熱燗の一杯などのご褒美を。
ジャガイモやサツマイモは手の掛からぬ栽培物だ。植栽すれば、後は程よい草抜き位で左程の手間は掛からない。体力が落ち込んで農作業控えめの栽培者にとっては有り難い産物、新年も重点的に栽培しようと思っている。ジャガイモ、サツマイモ、タマネギ、の三者が御三家だろうか。
秋ジャガもだが、メインの「春ジャガ」の栽培が間もなくだ。正月明けには種芋の販売開始、子狸のような失敗は為さらぬように。早ければ2月中旬には植え込み開始となる。収穫予想は6月頃、サツマイモの植栽と入れ替わりだ。