冬越し野菜の典型とも言える「タマネギ」だが、植え込んで1ヶ月ほどが経過した。苗を購入しての定植だったが、ほぼ欠損株も見当たらず、生育は順調なように見受けられる。物は、白タマが150本、赤タマが同じく150本だ。これから寒冷期突入だが、基本的には耐寒性を持っているので、そう心配はしていない。多少アシストする程度で冬場は乗り切れるだろう・・・・・・との判断で、根回りを籾殻で覆った程度。過保護にならないように留意している。天気予報では、例の温暖化の影響か「暖冬」との予測のようだ。現にここ数日は18度~20度程の最高気温が続いている。
<白タマの現況>
これから寒波到来かと思われるが、タマネギ自体には大きな影響は出ないだろうと推測。例の「百姓候補生」氏はタマネギを気遣って、稲藁で防寒壁を設えた模様だが、子狸的には其処までの想定は無い。籾殻のみで対応可能かと踏んでいる。季節的には1月末から2月始めの時期、いわゆる大寒の頃だ。この季節さえ乗り切れば、「冬越し野菜」も安泰かと思われる。当地では3月初旬に降雪の事例もあるが、まあ例外的だろう。
<赤タマの現況>
現況をご確認戴くために、白・赤別に画像を用意してみた。どちらも同じに見えるかも知れないが、根本付近が多少赤っぽいのが赤タマである。仲間達の誰も赤タマに挑戦しないのは疑問だと思っていたが、この冬は「大御所」と「長老」がチャレンジ中のようだ。赤タマの酢漬けなど無茶苦茶に美味しいので、他の仲間達も是非に挑戦して欲しいものだ。基本、白タマは煮炊き用に、赤タマは生食用にと使い分ければよろしいかと。
<白タマのポートレート>
尚、白タマ・赤タマとの表現を使っているが、子狸特有の言語で正式の農業用語では無い。本欄では屡々登場する、子狸専用の業界用語かとご理解いただければ幸いである。白タマとは通常見られるいわゆるタマネギを指し、赤タマとは外観が赤っぽいタマネギを指している。つまり外観上の特徴を捉えた一言である。
<赤タマのポートレート>
タマネギとジャガイモとは備蓄の基本資材、両者共にどちら様もご準備いただきたい品々だ。食糧危機も予想される昨今、多少なりとも自衛能力が望まれるかと。但し、有期の品で半永久的な物品には非ず、食料の致命的な特徴でもありますか。