高気温に高湿度とくれば梅雨時の代表的な気象条件だが、好んで喜ぶものがいる。他ならぬ雑草軍団だ。適者生存で、彼らにとっては好条件、日々成長を続けている。おかげで栽培者は歩き回るのも困難で、雨上がりの日などズボンは濡れまくり、着替えが必要なほどだ。放置すればますますのさばって、耕地も通路も草だらけとなってくる。放任できない。暑苦しいのでイヤなんだが、刈払機を持ち出しての草刈り作業となってくる。
幸運なのは刈払機が好調で、スターター一発で起動することだろうか。混合燃料を満タンとし作業開始だ。満タンで約1時間ほどの燃料だが、体力の方が持たない。耕地の其処彼処にイスを配置し、疲れたら座り込む。作業時間よりも座ってる時間の方が長いのかも。気温は33度~35度位、湿度は恐らく50パーセント以上あるのではなかろうか。必然的に蒸し暑く、汗はダラダラ、目はかすみ、保護めがねは曇ってくる。危険を伴う草刈り作業、近くに仲間達がいないのが幸いなのだろう。
画像でもお解りかと思うが、若々しい雑草が凡そ50センチ前後に伸びている。茎は太めの奴で直径1センチ程度、手持ちの刈払機で対処可能だが数量が半端では無い。刈り取った雑草が積み上がり、次の草刈りを邪魔とする。全く以てもう・・・・・・・。一畝刈り取るだけで、疲れが積み上がっていく。どうにも他の仲間達に比べ、体力には恵まれていないようだ。
刈り取った雑草類はしばらく現場に放置する。乾燥させてしかる後に焼却だ。古竹などの燃焼材があれば焼却も捗るのだが、手持ちは無い。十分な乾燥を待つしか無いだろう。
刈払機を振り回しつつ周囲をも少し眺めて見る。基本的には良く管理されているが、気になるのが大御所の畑。彼は足の痛みを訴え,、出動も控えめだ。畑の現状を案じつつも対応出来ていないのだろう。今年は好物のスイカ栽培も見送った模様だ。無念の面持ちで自宅から農園を想像してるかと思うと不憫だが、現状の体力では応援もままならない。何とも情けないのだが・・・・・・・・。