木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ヤブカンゾウ咲き出す

2024年07月02日 05時16分48秒 | 耕作放棄地

7月の花と位置づけしている「ヤブカンゾウ」が咲き出した。つい1週間ほど前までは影も形も無かったのに、7月の声が聞こえだしたらアッという間だった。畦や路傍にオレンジ色の花々が。一寸色はきつめで好き嫌いが分かれやすい花だ。子狸的には毒々しいほどのオレンジ色が苦手で、遠目に眺めるだけにしている。接近するのは撮影時のみ、無論、お好きな方もおられるかと思うが、そこは嗜好の相違で。形状はユリの形に近く、高山植物のニッコウキスゲとそっくりだ。ニッコウキスゲは好みの花でヤブカンゾウは苦手、何とも身勝手な選択だが色合いの違いが大きいのかも知れない。

子狸の個人的な好みを考慮したのかどうかは不明だが、子狸の耕地回りに群落は無く、仲間達の耕地回りに集中してるのは不思議だ。画像は何れもが仲間達の畑の際である。ここ数日雨模様だから、仲間達も或いは開花に気付いて無いかもしれない。出動したら驚く光景かも・・・・・・ですね。

ヤブカンゾウは地下茎で増殖するようで、どうりで固まって群落を作っている。主に畦道が多いのだが、こちらに一群落、あちらに一群落・・・と分散的に群生している。毎年決まって同じ場所に咲くから多年草なのだろう。撮影のため接近してみた。どう見ても毒々しい、花々が持つ清涼感が皆目感じられないのだ、色合いが苦手と書いたが、同様の花でオニユリの真っ赤な花など好みのタイプだから、何とも摩訶不思議としか言いようが無い。

農園へと毎日携行してるのはコンデジなので、正直画質には期待できない。アップで撮影した物もあるが、細部は飛んでるでしょう。記録用の備忘画像として捉えて戴ければ有り難いかと。花々の撮影には一眼レフの携行が望ましいのだが、リュックに入りきれないので・・・・・としておきましょう。

それにしてもヤブカンゾウが咲き出したら夏の到来ですね。毒々しいと評価は散々ですが,夏の到来を告げる季節の花でもあります。この花が咲き出したら間もなくの夏休み、子ども達の嬌声が聞こえ出すのも暫しでしょう。

 

 

 

 

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