前回、草刈りを始めたのは10日余り前。草刈りが完了したのか、否、である。途中でポシャッタ・・・・・というのが実態であろう。余りの暑さに耐えかね最後まで持たなかったのだ。思えば耐暑能力ががた落ちしてるようで、作業を始めても短時間で木陰へと逃げ込む。汗はダラダラ、目はかすみ、保護めがねは曇りがち・・・・・継続してると危ないという側面もある。新たなチャンスを待った方が良さそうだとの判断を下した。
以来10日余り経過、まだまだ暑さは厳しく35度前後の気温が続いている。条件は芳しく無いが、多少なりとも刈り取っておこうと決心した。それで無くとも夏場は雑草の成長が早い。既に背丈の高いものは1メートル程にもなっている。当然ながら茎の直径も大きくなり刈払機の負担となる。早めの対処が肝要だ。
意気高く刈払機を持ち出したものの暑さは厳しい。マシーンは機嫌良く始動してはくれるが、目眩がするような環境だ。熱中症で倒れるかも・・・・そんな不安もよぎるが、可能な範囲でと作業に着手。少しずつ刈り始める。僅か数キロの刈払機だが、肩に食い込むベルトの重さが常より重いようだ。気のせいかな。
耕地の全体を刈り取るのは無理として、重点的な部門だけ刈り取っていく。隣地では例の「百姓候補生」氏が草刈りならぬ草抜きを始めていた。彼は中腰姿勢、子狸の立ち作業よりも厳しいはずだ。暑さに耐えながらの作業継続にリスペクト、子狸よりも辛抱強いようだ。
1時間も継続しないうちにギブアップ、本日も最後までの継続は無理だった。急いで木陰へと逃げ込む。子狸の野小屋回りは雑木が生い茂り緑陰を作ってくれている。他の仲間達より好条件で、格好の涼み場所となっているのだ。イスに座り込んで一休み、疲労回復と暑さしのぎに入る。今回も作業の完全遂行は無理だったみたいだ。可能となるのは秋風の頃だろうか。