木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

アライグマ捕獲第1号

2024年07月24日 05時24分04秒 | 耕作放棄地

待って待って散々翻弄され続けて来たアライグマだが、どうやら一矢を報いることが出来たようだ。22日(月)早朝農園に出向いたついでに長老の捕獲罠を覗いて見た.何やら黒い物体が。箱罠の中に何かが存在する。接近して注視すると見慣れたアライグマの姿が。ジッとしたまま動かない。どうやら死亡しているみたいだ。直近の動向だが、土曜日までは何事も変化が無かった。恐らくだが土曜から日曜への深夜、罠に掛かったのだろう。そして日曜日炎天下の中で熱波にさらされ熱中症で亡くなったのではあるまいか。子狸は日曜は出動できなかった。他の仲間達の事情は不明だが、暑い最中わざわざ捕獲罠を覗きには来ないだろう。

しばらく待機し9時を待って役場の担当課に連絡、回収に出向いて貰うことに。程なくして若い担当者がご来訪、捕獲罠ごと回収して貰う。尚、ついでに新規の捕獲罠の借り受けも依頼した。敵は一匹だけでは無い、他のファミリーが別在するはずなのだ。被害を撲滅しようと思えば、一網打尽を狙うべきだろう。

尚、過去の取り組みでは囮のエサとして鳥の唐揚げやウインナアー等を使用してきた。今回は長老が何処からか聞き込んだらしく、アライグマはピーナツ菓子が好物との情報で、エサを変更してみた。早速の捕獲である。どうやらピーナツが効いたみたいだ。ピーナツはこぼれるので小袋に入れ、罠の中央に吊しただけだったのだが。

さて柳の下に二匹目のドジョウはいるのかどうか、ヤブ中には潜んでるかと思うが敵も警戒中だろう。仲間達の一匹が捕獲されたのは存じているはずだ。情報の共有化も進んで、対応策を練ってるとこかも知れない。アライグマの更なる反撃はどのような手段を。反応が怖くもあり楽しくもあり・・・・・・だろうか。

捕獲罠を仕掛けてアライグマを捕縛し、最終的には三尺高い所へ・・・・・・。好んでやってるわけでは無いが、百姓仕事は農産物の栽培で生計を賄うこと、暮らしを支えるにはやむを得ない行為かなと。

 

 

 

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