木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

アライグマへ報復を

2024年07月20日 05時05分54秒 | 耕作放棄地

防獣ネットに防鳥ネットと二段構えで防備したスイカ畑、万全の備えであった。数日前までは。当事者の長老も自信満々だったかと思われる。それがいとも簡単に突破されるとは。過日のレポートで穴あきスイカをご覧になったかと思うが、害獣に襲撃され無残な姿となったスイカ玉であった。形状からみると収穫直前の状態かと思われる。敵さんもジッとタイミングを図り、完熟状態になるのを辛抱強く待っていたのだろう。なかなかの智慧者のようである。

過去例から判断して手口が同一、恐らくだが犯人はアライグマであろう。彼らは果菜類に穴を空け、手を突っ込んで中の甘味部分を取り出し食害する。ネットで囲われていようとお構いなし。木登り名人の特技を生かして何処からでも侵入するのだ。何も語らないが長老は相当頭にきてるかと想像される。復讐の念に燃えているのだろう。

突然だが車に乗り込み走り出した。想像だが、役場に駆け込んで捕獲用罠を借り受けにと走ったのだろう.後日談だが想像通りだった模様だ。

画像でご確認戴きたいが、役場から借り受けた捕獲罠である。ネズミ取りと同じ原理で、中のエサに食らいついたら扉が閉まる仕組みだ。捕獲された後はご想像にお任せする。マリーアントワネットと同じ運命だと語っておこう。

長老からメールが来ていた。18日~19日は都合で農園に出動できない、捕獲罠の管理をよろしくとのご要望であった。なんで管理をとの疑問もあろうが、対象害獣以外の小動物が誤って捕獲される事例もあり得る。そうした場合は解放する必要性があり、出来るだけ早めの対処が望ましい。混乱して暴れ回り自傷事故を引き起こすのだ。捕獲罠を設置して待てば良い・・・・とはいかないのだ。

誤侵入の代表例はタヌキ、無論タヌキも悪さをするが、アライグマに比べたら可愛らしいものである。従って、タヌキの捕獲は解放するようにしている。ハクビシンも入り込むが、こちらはアライグマと同類だ。簡単明瞭にとはいきにくいですね。

 

 

 

 

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