木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

お好みじゃ無い?

2024年07月30日 05時04分42秒 | 耕作放棄地

長老とアライグマとの果菜類を巡る抗争は続いているが、結末は当分先の模様だ。確執が長引くにつれ、長老の被害も多方面にわたるようだ。無論、代表格はスイカだが、他の果菜類も被害を被っている。唯一対象外なのがカボチャみたいで、画像のように見やすい位置にぶら下がっているのに襲撃されてはいない。お好みじゃ無いのだろうか。カボチャとて甘味が無いわけでも無いのだが。

画像のカボチャ畑は、例の「草刈名人」氏の耕地である。地表面では無く棚上を利用する、いわゆる「空中栽培」と呼ぶ手法である。空中とはいっても低いところは地上数十センチ、アライグマでも背伸びすれば届く高さだ。その気になれば容易く襲撃できる。にもかかわらず襲ってないのは、やはりお好みじゃ無かった・・・・・・との理屈だろうか。

アライグマは木登り名人。隅には支柱が立っているので棚上に登るのも容易だ。条件は楽勝コースなのに襲っていないのは、優先順位が低いからかも。スイカやマクワウリそれにトウモロコシといった風に、甘味の強い果菜類が目白押し、あえてカボチャまで襲わずともの心境だろうか。尋ねてみたいが対面交流は困難だ。

彼のカボチャ畑は長老のスイカ畑の真横みたいな位置関係にある。毎夜、徘徊しているアライグマにとって気付かぬはずは無いだろう。そういえば子狸のカボチャも襲撃されてはいない。カボチャがアライグマの好物では無いと仮定すれば、ある意味万々歳でもあるのだが。現在のところ、未だ断定するのは無理だろう。やはり他ので満足していると考えた方が妥当かも。

それにしても彼のカボチャ畑、見事なみのりだ。やはり仲間達が手間暇掛かっても空中栽培に拘る訳なのかも。子狸流のヤブ中栽培は目くらましにはなっても、実りは薄い。実の数も大きさも弱小タイプなのだ。やはり農産物は手の数と比例関係にあるのは間違いなさそうな気配。手を抜くな・・・・・と言うことだろう。

 

 

 

 

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