年内最後の大物野菜は「タマネギ」かと思っている。収穫期は来年の6月だが、植え付けが必要なのは他の野菜と同様だ。栽培期間が6ヶ月以上にもわたる長期戦で。当然ながら下準備もおおごとになる。まずもって畝の準備が必要。その後苗の購入と植え付け、しかる後は冬越しとなってくる。苗は購入となるのが一般的で、種蒔きからの自家準備は少数派だ。仲間達は大半が購入派、自家養成はチームリーダーぐらいだろう。苗は10月下旬頃から11月の中旬頃にかけ販売される。選択は、早生・中生・晩生、の収穫期の区別ぐらいで品種の選択はほぼ無しの状態。後、白タマと赤タマの区別位かな。
子狸の想定は白タマと赤タマで、各150~200本程度。ご近所のマダム衆のご希望分を含めての数字だ。従って畝の準備も想定数字を基にした耕地となってくる。幸いにして夏野菜も終了し、耕地には余裕が存在する。あくせくせずとも面積要件はクリアー出来るだろう。準備した畝は、幅が1.5メートル位、畝長が16メートル程度、最大400本としても十分植え付け可能かなと。通路は広めに設定した。長期戦となるので、雑草対策に座り込んでの作業が必要かと思ったので。マルチシートを活用すれば軽減されるのだが、ビニールの使用には抵抗がある。
最初の作業は予定地の耕耘作業、ミニ耕耘機なので数回の耕耘反復が必要だ。土壌が柔らかくなった時点で、畝高確保の溝掘りに走る。子狸の苦手な作業で、休憩しながらのスコップを使った肉体労働が続く。この溝部分が通路ともなるので広めに確保した。溝掘りが完了すると、畝らしき形態となってくる。其処で元肥+土壌改良材を投入する。子狸の場合は、籾殻、石灰、鶏糞、等が主な資材だ。
籾殻は先般頂戴してきた物、半ダースほど別地に積み上げている。石灰は購入した有機石灰、20キロ入りの袋を購入しているが、結構もってくれる。鶏糞は未だ在庫があるので使用可能、1袋100円程度で購入したが、最近の便乗値上げで現在は高くなってるのではなかろうか。以上の3点が基礎的な資材で、後、折々に化成肥料を散布している。全般に肥料は少なめだ。腹八分をモットーとするのは人間様と同じだろうか。
画像の黄色い部分は籾殻を散布したもの、茶色い耕地に黄色の籾殻、結構映えますね。準備が出来た畝は上記資材が混載状態、ミニ耕耘機での攪拌が必要ですが、苗の植え付け直前を想定しています。苗の植え付けには出来るだけ柔らかい土壌が必要、耕耘作業と植え付けとが同時期なのが望ましいでしょう。