農園仲間同士でお互いの産物を分け合うこともあるが、栽培していない物だと有り難くて重宝する。先輩方からは頂戴する事例が多いのだが、今回も同様事情とあいなった。ミニ耕耘機を手入れしていたら「長老」のご来訪、手には何やら白いビニール袋が。にこやかな笑顔と共に差し出されたのは「キウイ」の入った袋だった。思い起こせば昨年の今頃もキウイを頂戴したような記憶がある。子狸がキウイ大好き少年(?)である事を認識しておられるようだ。キウイは少し早めの若い実であるが、リンゴと一緒に保管すれば大丈夫だから・・・・・との助言が嬉しい。お言葉に従おうと思う。
長老がどうしてキウイを・・・・と疑問に思われるかも知れないが、実は農園の奥地に長老のキウイ畑が存在するのだ。いわば彼のミニ果樹園、元々がイチジクの栽培地だったのを改造された模様。画像でご紹介しておきますが、たわわに実ってますでしょう。彼の尽力の結果です。一般に農園では樹木の植え付けは禁止事項である。樹木の根がはびこり、畑の土壌を破壊してしまうからだ。とりわけ田圃には厳禁、水漏れ防止の粘土層が壊されてしまう。彼のキウイ畑は元々がイチジク畑、従来からのミニ果樹園だった模様。
さて頂戴したキウイだが、ご提言のようにリンゴと一緒に保管している。どうして効果的なのか不思議だが、調べた範囲では、リンゴがエチレンガスを発生しキウイを追熟させる効能があるようだ。摩訶不思議な現象で、子狸のオツムでは理解不能。とりあえず結果だけ記憶しておこうかと思っている。要はキウイが美味しく食べれれば、それでハッピイーエンド、凡人には結果のみで大丈夫でしょう。
キウイは森の果樹園でも栽培している。いつもは11月か12月頃の例会時だったかと思うが、収穫の喜びも。当然ながら完熟状態で、すぐさま賞味できるのが最大の魅力かな。仲間の皆の衆も、次回か次々回か、作業の折に十分なお楽しみを。最後の画像は森の果樹園で収穫した事例です。