木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

稲藁のプレゼント

2024年10月11日 05時09分19秒 | 耕作放棄地

師匠宅もどうやら稲刈りが終了したようだ。現場を目撃した訳でも無いが、何時の間にか田圃がスッキリとしていた。息子氏の大活躍でコンバインが走り回ったのだろう。稲刈りが済むと定例のプレゼント、有り難いことにコンバインを操作して稲藁を残してくれた模様だ。大御所に通知があったようで、1枚の田圃分を仲間達に提供して下さるとか。

例年の事だが非常に有り難い。農作業を行うに当たって各種の資材が必要だが、とりわけ稲藁と籾殻とは重宝する。仲間達のほぼ全員が恩恵にあずかっているのだ。かくいう子狸もその一人で、本日は頂戴に覗うことに。昨晩の雨で田圃はビショ濡れ、当然ながら稲藁も濡れまくっている。散乱しているのでかき集めて束ね、一輪車で搬送することに。重くは無いが、バランスを取るのが難しい。細い畦道を注意深く搬送する。

稲藁を最も必要とするのが、大御所と長老である。二人とも栽培法にこだわりがあり、スイカやメロン或いはマクワウリ等の敷き藁として活用している。面での使用なので大量な藁が入用なのだ。子狸は敷き藁には使用しないので必要量は左程でも無い。結局、一輪車で4回ほど搬送した。

お隣の百姓候補生氏も頂戴にあがるとか語っていたが、姿が見えないようだ。都合が悪くなったのかな。既に長老と大御所は頂戴済みのようで、畦道には大御所の頂戴分が積み上げてあった。彼のくくり方、積み上げ手法には特徴があって、一目で彼の分だと了解できる。

稲藁は不要品のようにも思えるが、貴重な資材なのだ。ホームセンター等でも販売されており、小さな束が100円~200円もする。仲間達の頂戴分は一人当たり相当な分量だ。金銭評価すれば大きな数字となるだろう。師匠のご厚意に甘え、有り難く農作業に活用させて頂きますか。

 

 

 

 

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アブラナ科への対処

2024年10月10日 05時29分21秒 | 耕作放棄地

野菜の栽培に於いて注意するのが「虫害」と「鳥害」である。とりわけ虫害に置いては葉物野菜が狙われやすく、対応に苦労する。栽培に従事して泣き目をみた覚えがおありなのは、一人や二人ではあるまい。地団駄踏んだ悔しさも体験おありかと。かくいう子狸も同様で、毎回某かの被害にあっている。虫害に狙われやすいのはアブラナ科所属の野菜達だ。

アブラナ科所属の野菜で一般的に栽培される品目を挙げてみよう。①コマツナ、②ブロッコリー、③キャベツ、④カリフラワー、⑤チンゲンサイ、⑥ハクサイ、⑦ダイコン、⑧カブ、・・・・・等々。子狸も大半に挑戦するが、毎回何らかの被害を被る。虫害への一般的な対処は「ネット構築」と「殺虫剤の散布」であろう。コンパニオンプランツと言った手法も考えられるが、一般的とは言えないだろうと思う。

出来れば殺虫剤の使用は避けたいのが本音だが、やむを得ないと割り切っている。但し、幼苗時に限定し、ある程度大きくなって耐性を持つと中止している。収穫時から逆算すると、一ヶ月以上の時間的猶予も考慮すべき視点だ。

画像をご覧頂いたらお解りかと思うが、キャベツとハクサイについてはネット環境の構築を実施。虫害とりわけバッタの被害が大きいのだ。上記2品目以外は初期に限って殺虫剤を使用している。今回の冬野菜は発芽したばかりだから、しばしの待機だろう。

最近はバケ学の進化も著しいようで、殺虫剤の効果が数日だけといった時間制商品もあるそうな。対象物とタイミングを図れば、ほぼ危険性は無くなるのかも。

 

 

 

 

 

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再度の種蒔き

2024年10月09日 05時13分42秒 | 耕作放棄地

各種冬野菜の栽培に取り組んでいるが、種蒔きや植え付けを行ったところで、凡そ1週間前後になるだろうか。大半は発芽・定着したようで、畝上に緑のラインが輝いている。ただ一ヶ所を除いて。その一ヶ所とは「シュンギク」の種蒔きを行った場所だ。ほぼ全面が土色で緑のラインは見えない。ところどころにポツリとシュンギクの芽が。

どうやら発芽に失敗した模様だ。筋蒔きだから某かの発芽状況は見られるかと思ったのだが。浅い溝を掘り、ラインに沿って種を蒔いた。皆目発芽してないという事は、種の不良若しくは蒔き方の失敗かも。シュンギクは毎年栽培している。種の蒔き方も例年どおりだ。考えられることは、土被せが十分では無く種子が死滅したかも。それにしてもほぼ全滅とは合点がいかない。

ともあれ現時点では原因解明には到っていない。究明が先かも知れないが、タイミングを外す訳にはいかないだろう。其処で新たに種子を購入してきた。再度の種蒔きにアタックするつもりだ。

購入した種子は一袋、幸い安価なので助かる、当地では150円程度。同じ場所に溝を掘り直し、丁寧に埋設していく。土被せには用心して、何度も確認しながら薄く被せていく。種蒔き後は水撒きだ。

二度目の挑戦で無事に発芽してくれるかどうか、シュンギクはそう栽培が難しい野菜では無い。極論すれば、種蒔きすれば勝手に発芽して成長してくれるものだ。それが皆目の未発芽だから何が起こったのか。ともあれ一週間ほど様子見となりますか、発芽の無事を願いながら。

 

 

 

 

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種蒔き等の成果は

2024年10月08日 05時15分04秒 | 耕作放棄地

10月に入って冬野菜の種蒔きや植え付け等を行ってきた。早い物だと1週間ほどになるだろうか。そろそろ発芽の模様で、畝の表面には緑色の姿が。発芽とも思えるし、雑草の芽吹きとも思えるし・・・・・・さてさて。注視すると両者共に存在するようだ。数センチとなった雑草類は抜き取ることに、早めの対応だ。栽培物の方はシュンギクを除いて、他は皆発芽の状態だ。シュンギクだけが何故か不明だが皆目発芽していない。原因は解らないが再度の種蒔きが必要だろう。

現在は冬野菜の種蒔き期、対象物は冬場に収穫する野菜達だ。子狸が栽培に着手した物を挙げてみよう。①シュンギク、②キャベツ、③ハクサイ、④雪姫カブ、⑤聖護院カブ、⑥ダイコン、⑦ミズナ、⑧ホウレンソウ、・・・・・・と言った面々だろうか。他に冬野菜では無く冬越し野菜だがニンニクも埋め込んでいる。来月に入ると、タマネギやエンドウ等が加わる予定だ。

画像でご確認いただきたいが、何れも数センチの大きさとなっている。初期作業でせっせと水撒きを行っているが、懸念はバッタ等を代表とする虫害である。予定としてはネットを被せる段取りをしているが、キャベツ等には早速群がっている。殺虫剤の使用も検討しなければならないだろう。

出来うることなら殺虫剤の使用は忌避したいが、状況によりけりだ。とりわけアブラナ科に属する野菜などは害虫被害が非常に大きい。どうかすると全滅に到る場合もありうる。最悪時には、野菜の幼苗時に限って散布し、時間的経過で殺虫剤を発散させる事例もありかと。

今の段階では鳥害の心配は不用だ。問題は若葉の時と収穫時だろうか。当地で警戒すべき対象はヒヨドリとムクドリだ。この両者は単独行動、集団行動の差違はあっても、葉っぱに食らいつくのは同じ。光合成が出来なくなるので、結果的に野菜類は生長不能となり勝ちだ。そういった意味でもネットで囲う手法が望ましいのかも。

 

 

 

 

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久方のご出勤

2024年10月07日 05時05分41秒 | 耕作放棄地

仲間内の最高齢者である「大御所」だが、足の痛みを訴えて欠席気味だった。ところがどっこい、本日久方ぶりの姿が農園に。どうやら静養中だったみたいだが、虫が騒ぐのか気がせくのか、ジッとしておれなかったのだろう。栽培中の野菜達も気がかりだし、仲間達の動向も不明だし・・・・・・・・・で、遠路はるばるのご出動と相成った次第みたいだ。

出動したらしたの話で、作業すべき内容がてんこ盛りしている.足の痛みと嘆いても作業要求は待ってくれない。自ら率先遂行あるのみだろう。そう覚悟を決めたようで、刈払機を持ち出した。目の前の雑草群の処理に掛かるらしい.何度かリコイルを引っ張っていたが、無事に始動。待機中だったマシーンも出番到来で機嫌が良さそうだ。しばらく放置すると不具合が出やすいものだが、忠犬ハチ公よろしくご主人様の来訪を待ち望んでいたようだ。

大御所が出動したのは日曜日、当日は森の作業日でもある。従って大半の仲間達は、農園では無く「森の果樹園」で作業中だ。せっかくのご出動、他の仲間達とも対面したかっただろうに。農園にいたのは子狸と百姓候補生氏のみだった。夕方になると森の作業組も農園に立ち寄るかと思われるが、大御所が待てるのかどうか。

久方の対面だしせっかくのご出動でもある。帰宅に際しては手土産が必要だろう、そう思案して物色した。今現在渡せるのはサツマイモぐらいだ。先般試し掘りをやった位で本式には掘りだしていない。試し掘りの二番煎じだとばかりに数株を掘り出す。少量だが彼への手土産だ。大御所は上記事情もあって、植え付けのタイミングが間に合わず、サツマイモは確か栽培してなかったかと思われる。

足の痛みがあれば作業は何かと不自由で速度も落ちる。気がせくだろうが、そこはそれ、割り切って可能な範囲での作業に留めるべきだろう。栽培品目も手間暇の少ない物に限定し、少々の雑草類は無視するのも方策かなと。ともあれ、長いスパンでゆっくりと作業を楽しんで戴けたら・・・・・よろしいのではなかろうか。

 

 

 

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