木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

次々と冬野菜へ

2024年10月16日 05時16分11秒 | 耕作放棄地

凡そ1ヶ月前後の遅れが生じているが、やむを得ない。まだまだ残暑厳しき・・・・・といった状態なのだ。しかしながら村の秋祭りが近づくと、流石に秋だ。朝夕は涼しくなってきた。仲間達も朝晩の冷え込みを痛感したのか、急に冬野菜へと舵を切ったようだ。ハクサイとキャベツの植え込みに忙しい模様。この両者は種蒔きでは無く幼苗を購入するパターンが多いようだ。かくいう子狸も10本前後入ったパック苗を求めた。

眺めて見ると、長老も百姓候補生氏もネット環境を構築中のようだ。当地ではアブラナ科の野菜に対する虫害が激しい。とりわけ上記両者はバッタの食害対象となりやすく、防御が必要だ。バッタは俗に言うコメツキバッタである。正式にはショウリョウバッタと呼ぶそうだが、当地ではコメツキの方が通りが早い。小型で細身のバッタだが、食欲は激しいようで多くの被害が生じやすい。薬剤散布のみでは対処しがたく、ネットを張って物理的に隔離するのがベターだろう。

大御所の場合、他のメンバーとは異なり、遅れが激しいようだ。植え込みどころかその前段階の雑草処理に追われている。足の痛みもあるだろうに連日の刈払機作業、ご苦労様としか言いようが無い。朝から夕方まで作業が継続してるから負担も大きいはずだ。限界突破とならない事を願っている。

百姓候補生氏は新しいネットを購入したようだ。例年は薬物散布で凌いでいたが、やはりバッタ軍団には勝てなかったようだ。ネット環境を構築すると、薬物散布への依存度が低下する。アブラナ科の野菜については散布も止むなしとの判断だったが、ナシで済むのなら結構なことだ。

長老は一番先にネット環境を構築した。長い農作業の体験から、バッタへの対応はネットに限ると了解していたのだろう。心なしか、例年よりもネットの数量が増加してるようだ。

 

 

 

 

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ソラマメは在土中

2024年10月15日 05時26分11秒 | 耕作放棄地

10月も半ばとなった。当地では秋祭りのシーズンで、例年、第三の土日に実施される。つまりこの週末なのだ。この秋祭りの季節になると、当地特有の箴言が思い出される。それは「祭り太鼓は土の中」なる言葉で、意味するところは、祭り太鼓の時期にはソラマメは土中にあらねばならない・・・・・・・と言う種蒔き時を教える伝承なのだ。非常に憶えやすく、忘れにくい言葉だ。教えに従ってソラマメの種蒔きを実施しようかと。

種苗店を訪ね2袋購入してきた。1袋14粒、つまり全部で28粒だ。畑へ直接埋め込んでも良いが、耕地の準備が出来ていない。従ってポット苗で育てることに。ある程度大きくなってから移植する手順だ。ポットに1/3ほど土を入れ、鶏糞を多少散布する。その上に更に土を入れ下準備の完成。

準備したポットに種蒔きする。ソラマメの特異な点は、お歯黒を下向きにして埋設し、1/3ほどは地上に残す点にある。画像をご覧頂いた方が早いが、ソラマメの頭(お歯黒の反対側)が多少見えているでしょう。この時、斜めにソラマメを挿す方が良いとの指摘も多いが直立でも支障は無いようだ。

例年発芽率は100パーセントに近く、今年もそうなら栽培地に苦労するかも。多少は未発芽が出るとの想定での種蒔きだ。それで無くともマメ科の栽培は多く、毎年栽培地の選択に苦労してるのだ。マメ科はご存じのように連作障害が出やすい。毎年栽培地を変更するのは大変な労苦なのだ。

さてそうそう時間も取らず種蒔きは完了した。後は発芽と成長を待って、茎丈が20センチ前後となったら耕地へと移植する予定だ。成長するまでの間、鳥害の可能性が無きにしも非ず。太陽光線を享受しつつ尚鳥害を防止するためポットの箱に蓋を被せた。

 

 

 

 

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燃えろよ燃えろ

2024年10月14日 05時33分46秒 | 耕作放棄地

とっくの昔に夏野菜の処分は済んでるはずだ・・・・・そう考えるのが通例であろう。季節は10月の半ばなんだから。ところがどっこい、まだまだ残骸がしっかりと残っているのだ。子狸の事例で言うと、ナスとピーマンはまだ現役、カボチャの跡地は未処理・・・・といった案配かな。そこで意を決してカボチャの処理にはいることに。雑草がしっかりと繁茂し,かなり強力に根を張っている。刈払機を使っても一筋縄では行きそうに無いかな。

刈払機は切れ味抜群を求めてチップソーを交換しようと準備していた。ところが雑草の現況を確認すると、土ごと掘り返す必要がありそうだ。新品チープソーの出番では無い。旧来のチップソーを装着したまま作業に入る。雑草が倒れていて刈りづらい.。回転数を上げ、高回転で力任せに掘り起こす。エンジン音が喧しいほどだ。遠くの方からは白い煙が、どうやら大御所が刈り取った雑草群を焼却してるらしい。

そういえば大御所もこの数日草刈りに執着している。彼の場合、足の痛みで休耕時間が長かったから、子狸以上に辛い場面だろう。雑草群もより強力バージョンかと思われる。

切れ味抜群のおニューのチップソーなら簡単に切れるかと思うが、何せ使いさらしのチップソーだ。素直には切り取ってくれず、何とももどかしい。刈払機を2台準備し、新しいチップソーと古いチップソーをそれぞれ装着して、使い分けるようにしたら良いのかも。

ある程度刈り取ったら一ヶ所に集め、燃やして行かないと枯れ草の山となりかねない。但し要注意なのは隣が師匠一家の豪邸なのだ。飛び火などしたら、ど偉いことになりかねない。管理できる範囲で火を付けた、無論水満タンのバケツ等は足下に置いている。常に戦闘状態、昔のサムライは「常在戦場」が心の支柱だったそうな。

 

 

 

 

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新たな種蒔きには

2024年10月13日 05時30分15秒 | 耕作放棄地

冬野菜への対策が着々と進んでいるようだ。季節的には8月末からシーズンとなるのだが、うだるような酷暑日続きだった夏場の気候、現在もその系譜を追っている。10月の半ばで25度前後、真夏日よりと言っても過言では無いだろう。作業中も汗びっしょりとなってくる。従って冬野菜対策も遅れ気味だ、意図的にそうしている。気温が高すぎるのだ。

既に蒔き終えた野菜類も存在するが、これからという物も少なく無い。夏野菜の大半は撤去したが、残ったのが雑草群。しかも根が蔓延ってかなりしつこい存在だ。子狸はお隣の百姓候補生氏と異なって、長老を見習っての刈払機での雑草起こし・撤去に邁進している。つまり刈払機で雑草類の根を掘り起こしてしまうのだ。手鎌で刈るより圧倒的に早い、チップソーは刃こぼれ状態となってしまうが。

お隣の百姓候補生氏は丁寧に手鎌で刈り取っているようだ。座り込んで中腰の姿勢だから、腰に負担が掛かるかと思う。1時間も続くと腰がイテテテ・・・・・との悲鳴が。無理もあるまい。木陰での休憩を勧めることに。

彼も子狸も同様だが、夏野菜の跡地を再利用しようと思えばそれなりの対処が必要となってくる。まずもって要求されるのが上述のような雑草群の抜き取りだ。刈払機を使うか手鎌を使うかは個々人によるが、根は強くかなりしぶとい。その後焼却作業となり、燃えて残った灰は畝予定地に散布する。その後はミニ耕耘機を使っての耕耘作業だ。ここまで来て下準備は完了。次は畝立てから始まって溝掘り・種蒔きと進んでいく。周囲の仲間達を眺めていると、人によりけりだが、雑草群の根起こしや焼却段階が多いようだ。作業が遅れ気味・・・・・・・イヤイヤ、気象条件を考慮して繰り延べでの作業なんでしょう。まだまだ暑いです,水分補給を怠らずにボチボチと。

 

 

 

 

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一人黙々と

2024年10月12日 05時26分35秒 | 耕作放棄地

大御所が足の痛みでしばらく農作業から遠ざかっていたことはご存じかと思う。回復したのか、ボチボチなのかは不明だが一頃よりはマシな模様だ。最近はほぼ毎日の出動が続いている。彼の畑は当然ながら、長い休耕で雑草だらけ、かなり背丈の高い強力な雑草に覆われている。再挑戦するにはこの雑草群の処理が必要かと。彼もそう思案したようで、刈払機作業が続いているようだ。

痛む足をかばいながらの作業だが、ボチボチと進捗中の模様だ。刈払機作業は彼の得意分野でもある。愛機は日立製の刈払機、近隣では珍しいタイプだ。リコイル一発でエンジン始動みたいで、機嫌良く作業に励んでいる。季節は10月の半ばというのに結構暑い。温度計を眺めると25度前後を指している。真夏日だ。力仕事では無いのに汗びっしょりとなってくる。

大御所の耕地は彼方此方に点在しており、草刈りも移動が必要だ。画像は子狸の畑の近場であるサトイモ畑だ。彼のご自慢の栽培品だが。今年は世話が行き届かず全滅の模様。大望の新人発掘を兼ねたイモ掘り体験も実施不能となったみたいだ。泣く泣くサトイモ畑にも刈払機を投入していた。

新たな作物に挑戦しようと思えば、雑草を除去し土壌を耕耘する必要がある。やるべき作業が次々と待ち構えているのだが、無理はしないで欲しいものだ。彼のことだから熱中して限界値を超えてしまいがち、意図的にブレーキを掛ける必要性が。年令的なものもあり、細く長くでないと長期戦は困難かも・・・・・ですね。

幸い当分はお天気に恵まれるようだ。草刈りも一気には出来ない。体調を考慮しつつ、ボチボチと作業を進めてもらえたら十分では無いだろうか。冬野菜や冬越し野菜への挑戦はまだまだ間に合います。タマネギとエンドウそれにソラマメという大物も待ってますので。

 

 

 

 

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