人は欲深い動物です。もっといいものを、もっと沢山(もの)とか、もっと上(成績ランク、昇級)を、もっと多く(お金、昇給)をとか、もっと才能が、もっとスタイル、顔がとか、言い出したらきりがない。だから改心しようとする。改心と言うと無欲、禁欲になることを求めがちだが、欲を無くす必要はない。適度に欲はある方が人間として本物になれる。もっとのレベルを下げたり、もっとの中身を細かくしたら、私も意外に〇〇じゃない!と肯定できることが多いのではないか。そういう風に改心ではなく回心できるようにする。例えで車の速度メーターで言えば、最高速度を出さそうとするのではなく、道路の状況に合わせ安全運転できる速度にすると、私も意外に運転が上手なんだと思えるようになれることが回心です。もっとの心をマイナス方向に回してやる。ないものに目を向けるのではなく、あるもの、できるものに目を向ける。自分の中心軸をもっともっとからほんの少し下げてもっとに回して行動するようにしてやる。それは諦めではない。まごころを持った諦めである。現実を受け入れ、心を楽にすることで別の道が開かれると言うものである。
今日の夕食は、
◆ビーフシチュー ◆すずきのポワレ ◆サラダ ◆若ごぼうのキンピラ ◆ご飯
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