郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

花冷え

2018年04月07日 | 日記

 午前中はある会の総会があり、行ってきました。今年度も仕方なく役員を引き受ける破目になり、来年度は絶対引き受けないつもりです。頼まれると断れない性格で、家に帰って来てその愚痴を言うものですから家人に引き受けなければよいのにと言われます。やれば何かしら得られるものがあるのかも知れませんが、それが身に付いていかないところが問題です。

 午後からは華道京展が京都大丸で開かれており、その入場券を京都のお友達から頂いていたので観に行きました。友達も生け花を出展されており、先ずその作品を観ました。彼女らしい上品な作品でした。他の作品も見て廻りましたが、斬新な作品もあり、楽しむことが出来ました。正面から見るのでなく、真横から観たりするとまた違った一面が現れ、面白く感じました。彼女にも会え、話が出来たのも嬉しかった。

 今日の夕食は、








 ◆鯛そうめん ◆筍の木の芽和え 
   ~ 夕方から急に雨が降り、花冷えて寒く感じたので温かいものにしました ~

 追記: 京都高島屋の画廊で画家・上村淳之〔あつし〕さんのミニ講演会「浄土に遊ぶ」があり聞きました。絵には完成形はない。私は完成形を求めてさ迷っている。空白の美をどう表現すれば良いのかを今考えている所です。西洋画はキャンバスにすべて絵の具を塗るが日本画はそうではない。鳥が地面で何かを口挟んでいるがその地面を書かずにあたかも地面があるように鳥だけを表す。それはあらゆるものに神が宿ると言う東洋的な思想があるからだ。自分の今取り組んでいる空白の美は完成形ではないが完成形を求めて考えることに喜びがある。画家として生きてきて良かったと思っている。こんな話でした。


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