オダマキの花が数日前から咲き出した。花名のオダマキは、花の形が麻糸を巻くために使った苧環〔オダマキ〕に似ていることに由来しています。英名のコランバイン(Columbine)は「鳩のような」という意味で、つぼみの形が鳩に似ているからだそうです。ヨーロッパでの花言葉は色に寄らずコランバインという名の女道化師からとって「folly(愚か)」です(昔、王侯・貴族にかかえられた道化師はfool(ばか者)と言うからか?)。Purple Columbine(紫のオダマキ)は人が両手に葉をこすりつけるだけで勇気がでると信じられて「resolved to win(勝利への決意)」。日本でも紫のオダマキの花言葉はヨーロッパと同じ「勝利への決意」で、もともと花言葉は明治初期にヨーロッパから伝わったものですから当然です。紫や赤などの花びらに見えるのは萼〔がく〕で本当の花は内側の白い部分です。花を見てもいろいろと知ることが多い。
今日の夕食は、
◆焼き春巻き ◆えびチリ ◆キャベツの酢の物 ◆卵スープ ◆ご飯
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追記: オダマキは愚かな振りをしているのかも知れないが生命力が強く、種を落とし次々と勢力範囲を広げている。これはまさに勝利への決意を持っているかのようである。