自転車に乗り、駅前の方に出掛けた。自転車の前カゴに入れていた手袋がいつの間にか無い。風で吹き飛ばされたようだ。カバンの上に手袋を置いていたので前カゴから出やすい高さであった。それにしても強い風で自転車が押し戻されるほどだったので漕ぐ方に気が向いていたので手袋を風で飛ばされたことに気付かなかったようだ。途中で気付いてその近辺を探したが見つからなかったので仕方なしにそのまま駅に向かった。帰りに注意深く道路の端を見ながらゆっくり自転車を漕いだ。すると、家の手前40m位の所に手袋が落ちており、もう片方もその1m離れてあった。だから、家を出て直ぐに落としたようだ。Yの字型道路で風が合流する場所であった。見つからないと思っていた手袋があったので少し嬉しくなり、もっと何か良いことが起きる前兆ではないかと思い、家人に言うと厚かましいと言われた。手袋は安物であったけれど、価値の問題ではなく、この小さな偶然性を力に変えられる予感がしたからです(ちょっとしたことを大きく膨らませて考える方が楽しいじゃないですか)。
◆ビーフシチュー ◆マカロニサラダ ◆ピックルス ◆ご飯
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