頑固な性格は悪い面に使われる場合が多い。拘〔こだわ〕りが強く自分の意見を曲げず、融通性(弾力的思考)に欠ける。これを裏返せば信念があり、他人に左右されず、交渉力(粘り)に強いと言える。けれど、それは時と場合によるし、事柄にもよる。小さな問題に自分だけ反対すると駄々をこねているように思われるし、上司の言うことを無理難題でもハイハイと受け容れると節操がなく、ゴマスリと思われる。要領の良い人は機転が利いてその場その場で回避策を出して逃げる手立てを持ち合わせています。正面切って反対とか、賛成とか言わない。それは拘りを強く感じさせるからでしょうね。かと言っていつも暖簾〔のれん〕に腕押しでは信用されません。譲れることと譲れないことの基準を持ち合わせなければ頑固な性格だと思われてしまいます。それには相手を理解しておく必要があると思います。相手に良かれ思って直接的に相手の悪い面、気にしていることを言えば反発を受けエスカレートしていきます。自分が正しいからと深追いをしないことです。自分の言動でもって間接的に周りから攻めなければ相手は納得しないものです。それが民主主義で民主主義は時間が掛かります。だから、良くも悪くも世の中すべて妥協の産物で成り立っているのです。現状を是認してそこから新しい妥協点を見つけていくしかありません。






◆鮎の塩焼き ◆レンコンのえびはさみ焼き ◆茄子とピーマンの味噌煮 ◆無花果の護摩クリームかけ ◆すまし汁 ◆鮭と胡瓜の散らし寿司
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追記: 民主主義
個人の法・ルールを犯さない範囲での自由と平等に対し、その束縛を最低限に抑える。従って、個人を尊重し話し合いで物事を決める。