私たちが40歳を越えた頃からまだ家人の両親が健在だったので敬老の日には田舎に”けえる(帰る)→けえろう(帰ろう)の日”と決めて帰っていました。時折、私の両親は私たちの家に来ることはありましたが、家人の両親は私たちの家に来たことはありませんでしたから私たちが帰っていました。なぜ家人の両親が来なかったのかは分かりませんが、お商売をやられていたし、年老いておられたし、孫(亡くなった兄の子)と同居されていたし、どちらかと言えば旅行とかをあまりされたことがなかったからでしょうか。一番の理由は家人と家人の両親との関係がそれほど良くなかったからだと思います。でも、老いた両親ですから偶〔たま〕には顔を見せないといけないと家人が思ったから1年に1回は田舎に帰る日を決めたのでしょう。私たちの家から高速道路を通れば自家用車で往復4時間以内でしたから田舎に帰っても日帰りでした。お父様が亡くなられて程なくして家人が東京勤務になってからは敬老の日になっても帰ることは出来ませんでした。そうしてお母様も5年後亡くなられてしまいました。ご両親とも寝たきりの期間が短かったので介護はそれほど大変ではありませんでした。それでもご両親の近くに住んでいるお姉様方に介護をやっていただいたことには感謝しています。もう、残念ながら私たちが帰る場所(田舎)はありません。
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◆鶏モモ肉のトマトソース ◆大根サラダ ◆カツオのジェノベーゼ炒め ◆アボガドお刺身 ◆ご飯
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追記: ”帰る”の方言
北海道:けえる 東北地方:けえる、ける 関東地方:けえる、等 中部地方:けえる、きゃーる 近畿地方:いぬ
中国地方:いぬる 四国地方:いぬる 九州地方:けえる、いぬる、等 沖縄地方:けーゆん