石鳥居は 昭和5年1月 社号標は昭和5年6月 の建立
京都市下京区中堂寺通り大宮西入るに鎮座する当社は、千余年の歴史を有する由緒ある社である。
平安時代初期の延暦年中(783~806)に建立され、保延4年(1138)に再興、
天正19年(1591)に再々興された。現在の社殿は、文政8年(1825)に修復されたものである。
祭神である、表筒男命(うわつつのをのみこと)、中筒男命(なかつつのをのみこと)、
底筒男命(そこつつのをのみこと)は、災難を除き病魔を守り、夫婦円満敬愛の神徳が極めて厚く、
旅行渡海の諸難を救うとされている。また、境内において、世人の尊崇信仰の的である稲荷神社、
金毘羅宮、天満宮、道祖神社を祀っている。
また、地域の文化財として伝統的に受け継がれた住吉神社御神輿については、
江戸時代中期の主永5年(1708)始めと伝えられている。
天明8年(1787)には、大火により焼失したが、付属の小道具については無事であったため、
寛永3年(1790)に再設された。以降、明治30年(1897)に修理を行い、現在に至る。
例祭 9月第4金曜日・土曜日・日曜日の3日間 京都市
本殿
末社 右から 神明神社、道祖神社、貫之神社、天満宮社
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