享保3年4月 の鳥居 (1717年)
走田神社
走田神社は社伝等によると和銅4年(711)に創祀されたといわれます。
また、平安時代の「延喜式」の「神名帳」に記載されている丹波国桑田郡19座の内の1社です。
祭神は彦炎出見尊、豊玉姫尊、彦波・・・の3社をお祀りしています。
この彦炎出見尊は神話「海幸彦、山幸彦」に登場する山幸彦にあたります。
豊玉姫尊は、山幸彦が海幸彦の釣り針を探しに行かれた龍宮に住む海神の娘で彦炎出見尊の妃となった方です。
・・・・はこの2神の御子です。
昔社殿に掛けられていた絵馬から馬が毎夜抜け出て草を食べ歩き、やがてその蹄の跡が窪地となり川になったといわれます。
この川は増水の時でも川音を立てないことから「不鳴川」とも呼ばれます。
この川は、干ばつの時でも枯れることがなく、近隣の田畑を潤しました。
また、この川の改修や泥さらえ等をするときは、
故事にしたがってその日には馬の好物である青豆を供えて祈願する風習が今も続いています。
また、境内の中に「垂乳味池」と呼ばれる清水があり、次のような話が伝わっています。
豊玉姫尊が子を出産した後、子を残し龍宮に帰っしまいました。
そこで残された葺木合尊は豊玉姫尊の妹である玉依姫により養育されることとなりました
玉依姫はこの清水の水で粥を作り乳のかわりとしました。
これより「垂乳味池」と呼ばれるようになりました。
後にこの清水は、乳の出の悪い婦人がこの清水で作った粥を食べると、乳がたくさん出るようになったといわれています。
日露戦役 凱旋軍陣團 建立
参道
チェーンソーで作った馬
向こうに見えるのが 本殿
御大典紀念 在郷軍人 亀岡町分會第2班
本殿
余部青年会創立10周年記念 月桂樹
大正9年1月植樹
昭和8年8月建立
余部青年会 御大典紀念
宝暦3年 (1753年)
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