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平成28年5月12日 撮影
伊根湾 右の島は青島 左に舟屋群
中央が 青島
右の方に 舟屋群
養殖 いかだ
青島の手前に 遊覧船がいます
青島
舟屋
観光船 がやってきました
ほとんどの人が 屋上デッキで見物しているようです
保存地区の建物の数
建造物 (主屋・舟屋・土蔵など 432件)
工作物(石段など 5件)
環境物件(樹木など 15件)
保存状況
若狭湾に面した伊根湾は、日本海側は珍しく南に開けた静かな入り江であり、東、西、北の三方を山に囲まれている。
伊根湾と日本海の接するほぼ中ほどに、自然の築いた防波堤のように緑濃い青島が浮かんでおり、伊根湾の入り口を二分している。しかも、伊根湾の三方を囲んでいる急傾斜の硬い岩山は、そのまま海に落ちて深い淵をつくっており、波をおこしにくい地勢を形成している。また、伊根湾においては潮の干満差は極めて小さく(年間50cm程度)、静穏度の高い天然の良港といえる。
およそ350世帯で構成される伊根湾の集落は、延長5kmにおよぶ伊根湾の海岸沿いに連続して細長く形成されている。
伊根湾を特長付けるのは、海岸沿いに連続する舟屋群であるが、明治13年(1880)より昭和25年(1950)までのブリ景気によって、その多くが瓦葺二階建てに建て替えられた。また昭和6年(1931)から約10年の歳月を費やして行われた府道伊根港線の拡張工事は、総延長約5kmにわたって幅員4mの道路を主屋と舟屋との間に敷設するものであり、これによってそれまで主屋と近接して建っていた舟屋や土蔵が海側へと移設され、多くの舟屋が二階建てに変わっていった。しかしながら、その規模や形態については伝統が維持され続けてきた。それ以後は大きな変化も無く、同形態・同規模で連続性のある舟屋群の景観が継承され、現在でも約230棟の舟屋が伊根湾の海岸沿いに連続して建ち並び、歴史的風致を形成している。
舟屋や主屋等からなる江戸末期から昭和初期にかけての伊根湾の町並みは、伊根湾や青島及びこれらを囲む漁付林という周辺環境とあいまって独特の歴史的景観を今日に伝えている。
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川柳
身の上を聞いてみたいな迷い猫 /セビル
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