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京都からの話題002  法金剛院の木造阿弥陀如来坐像 国宝になる

2021年01月14日 20時21分30秒 | ニュースいろいろ

 

2020年3月

この本尊は創建時から西御堂に安置されていた。

像高2.3㍍、寄木造り、漆箔、定印をむすび、透かし彫りの飛天光背を負い、八角九重の蓮華座上に結跏趺坐する。円満な顔容は、定朝様の流れをくむ格調高い藤原仏。

衣文は形式的にやや硬い。その面相姿から鎌倉に近い様式は、承安元年(1171)供養の東御堂の阿弥陀像とする説の生まれる所以である。台座の蓮弁以下の各部には精巧な

宝相華文がきざまれ、浄土の花の夢幻的な気分をよく表している。

 

法金剛院の記事 ⇒ 寺院右0021  法金剛院 律宗  花の寺

 

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