今日も、夜に母の家に行って、晩御飯を食べさせて、夜用のパンツに履き替えたり、明日の予定を紙に書いて、確認したりして、1時間半ほど過ごしました。
毎日夜に行くことが、私と家内の日課になりました。
慣れてくると、だんだんと要領が良くなって、手順よく介護できるようになってきました。
しばらくは、こういう生活が続くのだと思います。
さて、先日は、桜が紅葉している川沿いの道を久しぶりに歩きました。
一回りすると、十石船の船着き場にたどり着きます。
このあたりは、大変懐かしい場所でもあります。
小さいころから、学校へ通う途中で毎日歩いていた道です。
小学校の通学路というと、なぜか子供の頃の自分を思い出して、恥ずかしい気持ちになります。
いろんなことがありました。
つまらない記憶が多いのですが、今でも覚えているのは、3年生か4年生くらいのときに、友達と一緒に家に帰ろうと歩いていました。
その時に、この川のあたりを通りかかりました。
私は、友達と話をしながら、給食袋をくるくる、くるくると振り回していたのです・・・。
バカですねーーー。
なんで、そんなことをしていたのでしょう・・・?
強く振り回しすぎたせいか、給食袋のひもがぷつんと切れて・・・!!!
あっーーーーー!!!
給食袋は、勢いよく飛んで行って、川の中にどぼーんと落ちました。
川に浮かんでぷかぷかと浮いていました。
呆然とする私・・・。
みんながワイワイと大騒ぎをして、給食袋を川から拾い上げてくれました。
汚い川だったので、給食袋は、どろどろになって、汚くなってしまいました。
その汚い給食袋を家に持って帰ると、母親が新しいものを買ってくれたと思います。
それ以来、給食袋を振り回すことはしなくなりました。。。
その当時は、この十石船は走っていなくて、川岸も石ころだらけの汚い岸辺でした。
桜の木も植えられていませんでした。。。
日暮れまで、岸の石ころを拾って、川に投げて遊びました。
薄い石ころを水面ぎりぎりに投げると、水面ではねて、トントントントントンと、滑るように走っていくので、何回はねるかを競争していました。
近くには「べんてんさん」と呼ばれるお寺があります。
大きくなってからわかりましたが、弁財天をお祭りするお寺で、芸能の神様なので、芸能人が良くお参りに来ていたようです。
このあたりも、私たちの遊び場でした。
まさか、こんなに綺麗に整備されて、船が走るとは思ってもみませんでした。
はるか昔50年以上前の記憶がよみがえりました。