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年金について(あくまでも個人的意見)

2016-03-12 07:56:20 | 日記
先ごろ、年金に関するアンケートがありました。
20代は、満額20万円もらえないとの意見が多かったようです。

今の計算式ですと、生涯年収350万円ぐらいの方だと、夫・専業主婦(扶養内で働く含む)月額20万円前後あります。
ただし、これはあくまでも金額。
インフレ率(物価上昇のこと)などは、年金には考慮はされにくいです。
実際年金は、どんどん下がっています。
今の80代ぐらいの方(給料がそんなに高額でなかった方)は、手取りとそんなに変わらない年金額を受給されていました。
※年金受け取り60歳当時
ですから、兄弟などで、「お兄さんが20万円もらえるなら、俺なら30万円は堅いな」と思っていたら、
60歳で前倒しでもらったAさん(現在70歳)は、20万円もなかったという話はよくありました。
それに働いていると、金額に制限もあります。
※企業年金は受け取れるが、厚生年金は受け取れないなど
ただし、企業年金は、どこの会社でもある制度ではなく、勤務先に確認必要

話は戻りますが、よく耳にするのは、
「年金は受け取れないから、払わなくてよい」
という話です。

でも、もし本当にもらえなかったら、どうなるのでしょうか?
国民年金は満額でも、年80万円もありません。
でも、生活保護なら、年額100万円ということはあり得ません。
払ってない人に、国がそんなに手厚く保護をするのでしょうか?
それも、何万人もです。

また、払わないと、事故・病気などをしたとき、障害者年金も受け取れません。
死亡したら、家族も遺族年金が受け取れません。
この遺族年金、実は旦那さんだけでなく、奥さんが加入していれば、死亡した時、家族が受け取れます。
ちなみに年収800万円以上の奥さんだと、受け取れません。

今、公的機関の入札で、「年金不払い督促代理業務」などもあり、会社組織で募集している自治体もあります。
また、今は平均年齢も伸びているので、計算すれば、ほとんどの方が払った以上の年金を受け取れます。
国が破たんしない限りは、金額が下がったり、受け取り年齢は伸びても、残る制度だと思っています。
いま100万円貯金しても、利子は100円です。
1億円で、1万円。
マイナス金利でさらに下がるかもしれません。
そう考えると、厚生年金加入者の私は、実にありがたい制度だと思っています。
年金制度そのものがなくなって、自分だけの財産でとなったら、国民のほとんどは生活が立ち行かなくなってしまいます。
総合して、個人的にはなくならないのではないか、と考えています。