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年収150万未満 扶養控除 参考用

2018-04-05 07:36:24 | 日記
昨日に引き続き、年収150万未満の話です。
以前掲載しましたが、社会保険加入要件が増えても、
配偶者手当の兼ね合いで、今でも103万円未満で働く人は多いです。
でも、これって本当にお得なのでしょうか?

目先で考えれば、お得と言えます。
というのも、ある程度の年齢の方が、ねんきん特別便を見ればわかりますが、
年金は、厚生年金よりも国民年金の方が金額が多いです。
注 年収が高い人は、この限りではありません
満額で年間78万円が、現行の国民年金です。
この金額は、四十年間扶養の方でも受け取れます。
でも、よくいわれるモデルケースは夫婦で受け取れる金額です。

約22万は、夫婦合わせての満額です。
実は、これ、どちらかが死亡すれば、かなり減額されます。
主たる方がなくなれば、厚生年金の3/4、国民年金は、一人分となります。
年金は、一人一年金ですので、二人分の国民年金は受け取れません。
亡くなってしまうと、かなり切迫した生活となります。

では、年収150万未満で働いた場合の年金は?
40年働けば、年金は、月に2万円の増額です。
しかも、現行の年金ルールなら、70歳まで延ばせば、国民年金と合わせて年間約140万円になります。
手取りそのものは、130万円に届かなくても、
不安になりがちな投資よりも、よっぽどお得と言えます。
というのも、働けば、その分、収入が増えますからね。