今朝のニュースで知りました。
週休3日制は、単純に休みが増えるのではなく、
労働時間が同じで休みが増えるのです。
法定労働時間は週40時間ですから、
勤務日の労働時間が8時間から10時間となります。
よく誤解されているのが、労働時間が同じで、
休みが増える。
そういう会社もあるかもしれませんが、
現状は10時間勤務企業が多いです。
一部の企業は、週休3日なら賃金8割、
週休4日なら6割のところもあります。
この週休3日制、実は昔からありました。
いまから35年前には既にリコーはしていました。
4勤3休制など勤務形態を言っていたようです。
以前いたメーカーに転職されていた方が話していました。
「休みが多くていいなあ」
と話したところ、
「休みが多いだけで、
勤務時間は減るわけじゃない。
毎日これだと10時間勤務。
毎月あるわけじゃないけど、
3勤3休の時もあった。
この場合、勤務時間が長いからきつい。
でも、確かに旅行などは出やすい。
この勤務は、フレックスで残業時間を減らす意味はあるけど」
と言われました。
彼女の転職理由は、この勤務時間。
友人などが週休2日制だったので、
週休2日制のメーカーに転職しました。
※今は実施企業に名前がありません
今回の東京都も、ほとんどの職員がフレックスなので、
踏み切った経緯があります。
ちなみに、千葉県は6月からフレックス導入し、
週休3日の職員もいます。
フレックスで、各職員調整勤務をした場合、
例えば、8時半から17時までの公的機関営業が、
7時から21時まで営業なら都民は歓迎すると思いますが、
通常時間営業で、むしろ人員不足なら、
都民は歓迎しないでしょう。
フレックスと言っても、
一部の公的機関以外土日祝は休みですから。
余談ですが、フレックスで出社していない企業担当者との仕事は、
時間が合わないので、ちょっと大変な面もあります。
子育て部分休暇は、1日2時間を上限とし、
子が小学校3年生まで、
上司に申請したら、無給で
休める制度です。
これは各自治体により、
小学6年生までなど様々です。
企業は時短勤務など言い方が違います。
実際私はずっと働いていましたが、
学童がない地域は有効かと思います。
が、他の方にしわ寄せが行くのも
現状としてあります。
恐らく少子化対策やキャリアを止めないなど
理由は様々だと思いますが、
今後導入する企業が増えていくのか?
注視していきます。