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教員は本当に激務なのか? 参考用

2023-06-21 11:06:31 | 日記
今、学校の先生は大変、激務など言われていますが、
あくまでも個人的意見なので、
その点はご了承ください。

私は昭和生まれで、昭和のころ、小学校、
中学校を過ごしています。
あの頃の学校は、土曜日は半日授業、
小学校の担任は、ほぼ全教科担当、
スポーツ少年団指導なので、放課後も、
土日も指導されていました。
※小6の担任はこれをしていました
更に朝活動で、一緒に朝校庭で走ったり、
算数のプリントをさせていました。

ただ現在と違う点もあります。
今は個人情報なので、無理かもしれませんが、
テストは、隣り同士で交換させ、採点。
宿題も、各教科担当を4人ぐらい決め、
児童がそれぞれチェックし、担任に報告。
恐らくそういうこともあり、
まず宿題を忘れる子も、小学校と言うこともあり、
そんなにひどい点数を取る児童もいませんでした。

ただあの頃の教員は、当番を除けば、
長期休みは、子ども並みに取れました。
ですから、今なら問題になると思いますが、
私は、小学校の担任の自宅に、
弁当持ちで夏休み中お世話になりました。
小3の時でした。
この経緯はなぜか不明です。

また、私が高校に勤務していたころ、
もう先生の研修が開始されていましたが、
かなり学校の先生と言うのは、
自由だなと言う印象がありました。
授業のない時には、
「出てきます」
と言って、3時間ぐらい帰らない先生はザラ。
昼休憩も、授業がなければ、2時ぐらいに戻ってくる。
また、一部の先生は、しょっちゅう事務室で、
世間話をしていました。
部活の顧問も4.5人でされているので、
交代で、週1・2ぐらい監督するぐらい。
有休も、皆さん結構取られていました。
校長先生など、17時以降に残ったことは、
私は知りません。
職員室も、受験の大変な時や定期テスト前を除けば、
先生はちらほらしかいませんでした。
職員会議は、あの当時ほぼありませんでした。
※朝礼が会議形式だった

先日お会いしたS先生は、30年以上教員をされ、
退職されましたが、昭和と平成にされていました。
「今の教員のほうが楽だと思うよ」
と言われていました。
まず、教員が携帯を持った1990年代半ば以降、
24時間管理され、
保護者から連絡がある。
自分はそれが嫌で、教員の時、持たなかった。
他の先生も強制しなかった。
現在は、携帯は教えず、パソコンのメール管理、
しかも時間制限はある学校が多いそうです。
「授業準備で大変」は、社会人なら、
当たり前のことでしょう。
初任者ならともかく、何年も教員をしていて、
大変はあり得ない。
変更になれば、勉強をする。
それは当たり前。
民間企業も、同じでは?
と言われました。

そもそも時間割などのシステム変更で、
いくらでも楽にはなれる。
例えば、授業を5時間みっちりする日と、
2時間だけ、何もない日を作る。
そうすれば、何もない日を代休や有休にする。
空きのある日に作業をする。
夜遅くまで授業するなら、午前中はしない。
それはもう教員が、辞めていくのではなく、
考えて行くことが必要と言われていました。

確かに、あの当時の校長はいい人だったので、
恐らくそういう提案が通りやすかったかもしれません。
※学校によります。

また、S先生は皮肉っぽく言っていましたが、
「教えることが好き、子どもが好きではなく、
給料に惹かれてなら、続く職業ではない」
ただ公務員を30年もしていれば、
1億貯めている公務員はかなりいる。
と言われ、びっくりしました。

また、世襲制のごとく、
周囲は、教員の子どもは、
高確率で教員になります。
「本当に大変なら、ならないでしょう」
と言われました。

「激務だから大変」ではなく、
工夫をして生きていく。
それは民間も教員も同じことと言われ、
ハッとした出来事でした。










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