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私立中高一貫校 医学薬学はほかの学部よりも留年退学率が高い 参考用

2021-10-13 07:39:04 | 日記
このブログで何度も登場した我が子の幼馴染親子に、
何度も医学薬学は留年・退学率が高いから進学しない方がいいと言われました。
昨日まで公立高校との違いを書いていましたが、このRさんもお子さんも同じ高校です。
なので、気になって聞いてみました。
「医学科は、田中角栄の頃に全国国立大を創設の考えがあって、
日本全国あるけど、薬学部は、国公立ってかなり少ないよね。
私立なんて、一般的なサラリーマンが仕送りする場合、まず不可能な金額になるし。
それもあるのか、私と同じクラスや今大学2年の息子のクラスメートも、薬学に行った子はいないなあ」
と言っていました。
なので、昨日調べてみました。
薬学の場合は、1-2年、4-5年に留年率が高い。
医学は3-4年が高い。
という傾向にあるようです。
ただし、全部の大学が公表しているわけではありません。
医学薬学だけでなく、留年・退学はどこでもあるようで、天下の東大でも、
0.5%程度いるようです。
傾向としては、偏差値が低い大学のほうが留年退学は多い。
特に偏差値40程度(薬学)の場合、2年に3割が上がれない年もあったとか。
偏差値の低い大学の場合、高校の授業から始める大学、1年の時は一般教養のみ、
最初から専門授業を始める大学など、本当に様々です。
でも、偏差値が低いから、国試合格率が低いかと言えば、低い大学もあれば、
高い大学もあるという結果になるので、一概には言えません。

今、留年退学率に歯止めをかけるため、担任制度や個人的に相談できることを売りにする大学もあります。
それに、理系の中でも、やはり医学薬学というのは、覚えることも多く、
「担任に勧められてなんとなく」
で行っても、勉強が大変で退学したという人も多い。
文系のように、出席し、レポートを書き、テストを受ければまず留年はないというわけにはいきません。
やはり理系の中でも、時間的にも量的にも制約がある。
大学の授業以外に平均毎日3時間は勉強しないと、留年すると言われる学部です。
ですから、日ごろ勉強の習慣がついていないと、かなり大変。
また、私立大学の場合、授業料が200万円ぐらいかかるので、留年すれば、またそれを払うことになります。
こういうことも考えると、安易に進路というのは選んじゃいけないなあと、
親として実感しました。


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