わが子も受験がうまくいけば、
春から大学生です。
わが子は朝が苦手で、毎朝親が起こすのですが、
ひとり暮らしになれば、当然自分で起きなければなりません。
実は、大学中退は、
「寝坊して大学に遅れた・休むことになった」
ことから、行かなくなっていくケースもあります。
親世代が大学生の頃は、
学科にもよりますが、
友人に代返してもらうなどし、
かなり緩かった時代です。
でも、今はスマホで出席確認される大学が増え、
まず代返は不可能になっています。
出席率が留年対象になる大学が増加しています。
それもあり、心を鬼にし、
私は今朝起こしませんでした。
そもそも小学校の頃は、
スクールバス登校で、
自分で起きて朝7時前に登校していました。
中間一貫校に進学し、
親が駅まで送迎するようになってから、
甘えが出てきた気がします。
夫が、
「今日が最後だ」
と言って、初めて起こしに行きました。
「もうこれからは起こさない。
遅刻しようが、休もうが親は関係ない。
受験本番も起こさないから、そのつもりで」
と言い渡しました。
実際大学入学後も、
親が電話等で起こす家庭もあります。
でも、いつまでも親を頼らすわけにはいきません。
親はいつまでも生きているわけではないのですから。
話は変わります。
もうすぐ受験ということで、
ネットなどを閲覧していると、
話題になるのが入学納付金です。
概ね合格から1-2週間以内に
支払わなくてはなりません。
うまくしたもので、
私立の大学納付期日は
国公立大学前期二次試験の
数日前がほとんどです。
「籍の確保」の考え方があり、
現在は入学金と前期授業料の大学が多いですが、
中には1年分の授業料を納付して下さい
と言う大学もあります。
返還手続きを取れば、入学金以外は
前回も書きましたが、
返金されます。
とは言え、もし本命の国公立に合格すれば、
入学金は払い損となります。
私立の入学金は、
大学にもよりますが、
10万円は少額なのです。
20-40万円台の大学が多いです。
また、一時的とはいえ、
前期授業料を払い込まなくてはなりません。
入学金と授業料とで、
「120万円用意した」
というご家庭もありました。
推薦入試などは、秋には合格が決まるので、
それだけの金額を用意しなければなりません。
奨学金は、入学後に使用するので、
入学金や前期授業料には間に合わないのが現状です。
ですから、昔から言われる大学までの教育資金、
300万円は、高3の夏までに準備する必要があります。
今は物価が上がっていますし、下宿などの場合、
最低でも500万円は必要でしょう。
お金の工面は、子どもには中々出来ません。
子どものためにするのは、親の役目かと思います。
親はノータッチです
ほったらかしで、遅刻すれば自己責任で、
先生から注意されるだけです。
それでもできないなら、朝水をぶっかければ
できるようになる。
さすがにまずいと思ったのでしょう。