共通テストが終われば、
私立大学一般入試が開始されます。
共通テスト参加大学は、
親世代と違い、
国公立・私立を入れ9割以上です。
そのため、私立大学を個別受験しなくとも、
共通テストで合格できる大学もあります。
一般入試と比較し、
共通テストは圧倒的に難しいです。
※難関私立除く
そして共通テスト利用は、
合格人数も数人だったり、
正答率がかなり高くないと合格出来ない
システムとなっています。
なので、最初は共通テスト利用を考えていましたが、
「わが子には無理かもしれないなあ」
と思い、私立は個別だけ受験しようか?
と考えていました。
ところが、入試案内を見ると、
今の入試はかなり複雑です。
個別だけ(教科により日程が違う)
共通テストだけ(上位は授業料免除有の大学も)
合算型(上記と同じ)
もう既に終了している大学が多いですが、
総合型
学校長推薦型
など、かなり多種多様です。
特に総合大学は全学部学科が書いてあるので、
スマホで見ると、
目がチカチカしてきました。
家庭教師たちは、
「万が一に備えて共通テスト型も受けた方がいい」
と言ってきました。
「いやいやわが子の点数では無理でしょう。
共通テスト合格者5人ですから」
と答えたら、
「合格者は数人ですが、
これは入学対象者人数です。
恐らく合格人数は、この80倍近く出すはずです」
と言われました。
100倍近く?そんなにたくさん???
「私立大学と言うのは、この受験料と、
合格者の入学金はかなりの収入源です。
辞退者を見込んで80倍近く出します。
2014年から、昔は当たり前にあった
合格者の納付金は
前期授業料は、最高裁で廃止になりました。
現在は入学金のみです。
一旦は納入させますが、
3月31日までに返金手続きを取れば、
振込手数料は掛かりますが、返金されます。
それに、個別だけはリスクもあります」
と言われました。
リスクとは?
「僕は名古屋出身で、4年前のコロナは、
学校の8割がコロナに感染しました。
それもあり、名古屋大学はいつもより
競争率が低かったと言われています。
怖いのはこういう感染症です。
コロナやインフルになれば、
1週間身動きが取れなくなります。
最悪受験できないかもしれません。
一般入試のリスクを考え、
共通テスト個別は出願した方がいいです」
と言われました。
その割には、君すごいことしていたけどね…
個別の受験料は15000円です。
ただし、これは1学科です。
大学によっては、いくら受けてもこの金額だったり、
他の学部や学科を受験すれば、
金額が増える大学もあります。
一般入試が35000円だとすると、
共通テストも入れれば50000円。
一般入試も、大学により、
その都度掛かる大学もあれば、
2日受験で40000円など、
様々です。
わが子は現時点で3校受験予定です。
受験料、交通費、ホテル代、食費などの滞在費。
全て入れると、概算で20万円です。
これでもかなりの金額です。
前期合格納付金はどこもが2月21日。
合格すれば、どこへ行くのか決めて
振込しなければなりません。
わが子は私立薬学部なので、
120万円超えます。
今考えれば、確かに奨学金を春から
受け取れるようにしても
とても間に合いません。
受験料と納付金、
共通テスト一般受験も入れれば、
一般家庭にはかなりの打撃額です。
こうしてみると、自宅から通える国公立のみ、
受験する子どもって、本当に親孝行ですね。
参考になさってください。
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