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年金の繰り上げ・繰り下げを夫婦で話し合う

2024-11-26 13:36:11 | 日記

わが家は夫婦とも、

厚生年金を払っています。

でも、夫は、お金関係を私に任せているので、

給料の厚生年金引き落としに、

国民年金が含まれていることを知りませんでした。

『自分は厚生年金しか払っていない』

かなり意固地に言い続けていました。

そう言えば、新婚旅行に行った時、

結婚後ずっと専業主婦だった方が、

「夫が自分の分も年金を払っている」

と話されていました。

今そんなことを言えば、

ちょっと問題発言になってしまいます。

 

考えてみれば、年金って、

かなり大事なことなのに、

どこかで習うことは、機会が少ないです。

自分で勉強していくしかない。

 

ですから、今月誕生日の夫は、

年金機構からハガキが来ていたので、

「国民年金も給料の引き落としに含まれている」

と、説明し、やっと納得しました。

 

その時の質問が、

「国民年金と老齢基礎年金ってどう違う?」

でした。

実は、これ、大まかに言えば同じものです。

支払うまでが「国民年金」。

受け取るときが「老齢基礎年金」。

 

よく言われる繰上げ・繰り下げ。

これは現在受け取れる65歳を基本としています。

国民年金は制度が変わり、

掛けた年が10年でも受け取りは可能ですが、

通常は20歳から60歳までの40年間が

満額受け取れます。

金額は満額で81万6千円です。

月にすると、6万8千円です。

繰上げは、65歳より早く年金をもらう場合です。

繰上げは60歳から可能で、1か月ごとに決められます。

0.4%ずつ減り、65歳時点では、

24%減の76%となっています。

ただし、繰上げは国民年金・厚生年金とも

一緒にしなければなりません。

 

少し前、友人のご両親が

75歳まで繰り下げをしていたことを書きました。

よっぽど貯金があったんだなあと思っていたところ、

「国民年金は繰り下げしていたよ」

と言われました。

厚生年金の繰り下げをしなかったのは、

もちろん年金が増えていくと言うこともありましたが、

「障害年金」や夫が先に亡くなったとき受け取れる

「寡婦年金」の権利がなくなるからと言われました。

ちなみに遺族年金は65歳時点で考えられるので、

繰り下げしても増えません。

 

よく繰り下げが得と言われますが、

満額支払いの場合、

国民年金は、現時点の年金制度では増えません。

 

ですから、65歳になったら、

「老齢基礎年金」を受け取り、

貯金したり、生活に必要なら、

使って行こうと言う話になりました。

 

というのも、夫の会社は65歳以降の給料は、

新入社員と同じになるからです。

もし、残れて働いたとしたら、

高卒の初任給の20万円以下。

税金は、前年度の所得で考えられるので、

手取りはごそっと減ります。

それなら、老齢基礎年金を夫婦で受け取ろう

と考えたのです。

 

まだ先のことですが、

老後について、少しずつ勉強していこうと考えています。

 

 

 

 



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