20代半ばの営業さんが、
先日結婚式を挙げました。
とはいえ、同棲を1年近くしての結婚。
私の勤務している支店に途中入社で入社し、
3か月後ぐらいに彼女を呼び寄せ、
一緒に暮らしていました。
入社した時から、
「彼女がいて結婚も考えています」
と話していたので、
近いうちにするかと思っていたら、
約1年6か月後にしました。
私が結婚した約25年前は、
同棲はそんなにする人がいませんでした。
恋愛の神様と言われる柴門ふみさんのエッセイにも、
「週末一緒に過ごしたり、
旅行をして相手の生活習慣を
見極めてはどうですか?」
と、やんわり同棲は
しないほうがいいじゃないかと書かれていたし、
赤川次郎さんの白い雨も、
同棲後中絶し負い目がある女性が登場するなど、
同棲にそんなにいいイメージが、
平成の初めにはありませんでした。
でも、令和の現在は、
漫画も小説も、
付き合えばすぐに性行為をし、
同棲するカップルが増えました。
恐らく親世代と違い、
同棲の敷居が低くなったのでしょう。
そして同棲が結婚前提とも限らない。
家事分担やお金でもめて、
同棲解消もよく聞きます。
話は戻ります。
この若手営業を、
Kさんとします。
Kさんは、転勤族なこともあり、
住んでいるのは、アパートです。
奥さんもフルタイムで働いています。
今はハラスメントがあるので、
子どもが欲しいかどうかも、
聞いたことがありません。
そんな中、Kさんが、
「友達から生活費は別会計にした方がいい
と言われたので、別会計」
と、先輩営業に話していました。
アパート代と光熱費はKさん。
あとは奥さんが負担しているらしい。
「別会計のほうが小遣いも多くなるし、
離婚の時に便利と言われた」
と聞き、ハッとしました。
恐らくまだ若いので、
今貯めておこうではなく、
楽しんで生きていこうだと思います。
確かに子どもがまだいなければ、
離婚の場合そんなに大変ではないかもしれません。
財産分与は、
「結婚後築いた財産」
となるので、
自分の財産をがっちり
隠していれば、
そう簡単にはわかりません。
蓄えていくなら、
共通口座で貯めていくことも
必要ですが、
そうでない場合は、
アリの考え方だなと思いました。
ただこの場合、車や家など
大きな買い物をする場合、
奥さんが産休・育休の場合、
その都度話し合いが必要になる場合もありますね。
結婚前に証券会社のおばちゃんの口車に乗り、株を30万円借金して購入後
株価が下落し損失補償してくれましたが、借金を結婚後も返してました。
ふと昔のことを思い出しました。それがあり、長い間株は買いませんでした。
でも、確かにそんなに怖い目にあったら、株に手を出すのは、躊躇してしまいますね。