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私の節約法 メリハリのつけ方

2022-12-08 10:07:26 | 日記
メリハリの意味は、「減り」が低音、「上り・甲り」が高音を表していて、
「メリカリ(メリハリ)をつける」というのは演奏中に音の高低差や抑揚をはっきりさせることを意味しています。
その後、「メリハリをつける」は、邦楽の世界に限らず、
さまざまなシーンで「物事をはっきりさせる」という意味で使われるようになりました。

良く節約本やネットでも言われる「メリハリ」は、
どれも頑張るのではなく、どれか少し甘い部分はあっても、
あとを絞っていくと言った感じで使われています。

私は結婚した当時(今から20年以上前)、家を買ったので、
少しでも早く繰り上げ返済をしたくて、節約を頑張っていました。
ひとつは、結婚した当時、私の働いていた会社が、近々退職しなければならないと言う事情もありました。
よく、「退職しなければよかったじゃないか」と言われますが、
あの当時結構大きな会社でも、今とは違い、嫌がらせをして、自己都合で退職に追い込んでいました。
例えば、営業担当者を業者委託をやめ、トイレ掃除に回す、妊婦に海外転勤命令を出すなど。
今では信じられないようなことをしていました。
実際私も、結婚の報告と、結婚式の招待を上司にしたとき、
課長は、「結婚する女性は、この会社に入らない」
係長は、「会社が大変な時に吞気なものだ」
と言われるような時代でした。
それもあって、とにかく借金を減らしたいとばかりに、
わが家の場合は、かなり節約を頑張っていました。
あの当時、野菜はほぼもらえない環境ではありましたが、
食費と日用品、パートナーの携帯代も含めて3万円でやりくりしていました。
いくらデフレ時代とは言え、この金額は、今考えてもすごいです。
外食なんてとんでもない。
特に新婚のころは、生活費の目安がわからないため、
1年以上しませんでした。
大根やニンジンやカボチャの皮で、きんぴらやスープを作り、
肉や魚を食べずに、たんぱく質は、主に卵や豆腐でした。
実際貯金はできたのか?
出来たのですよ。
家のローンを、年間120万円払っても、300万円以上貯金できていました。
さすが正社員夫婦と言ったところですね。
今と違い、ネットで調べてもわからなかったので、
ある程度貯まってから、繰り上げ返済をしていました。
※私の借りた金融機関は、1円から繰り上げ返済が可能・手数料0円でした
パートナーは、不満だったらしいですが、その当時は、一切文句を言いませんでした。
私が会社を退職したので、1回目は金額短縮型を選択、
2回目は期間短縮型を選択し、3回目の繰り上げ返済、5年で家のローンを返済完了しました。

確かに目的があるときって、しかも若かったこともあって、何とかできていました。
が、今考えれば、やりすぎだった気もします。
まず、食の楽しみはありません。
毎日、旬の野菜と、安いスーパーで買った食材を食べるだけです。
休みの外出も、買い物か実家に行くぐらいでした。
あの当時は、私の大好きな犬が生きていたので、私は犬さえいれば幸せでした。

昔話はこれぐらいにして、現在です。
我が家は、ほぼ現金で生活費はやりくりしています。
金額は、6万円です。
この範囲内なら、外食しようが、総菜を買おうがOKです。
1日2000円計算です。
前半引き締めて、後半、結構外食する場合もあります。
よくあと10日だ。3万円残っているから、外食しよう。
と、頭で考えています。
ここが、我が家の緩い部分だと思っています。
逆に引き締めは、光熱費です。
春と秋なら、4DKの各々が電気を使っていても、2000円代です。
夏が6000円。今年は突破し、目が飛び出るかと思いました。
でも、毎週行く整骨院で、先生と患者さんの話ですと、
「電気代が夏に3万円だった」「我が家は4万円だった」
とか聞くと、まだましだなあと感じます。
でも、この電気代、どんな豪邸なのか?
ガスや水道もそれぞれ3000円超えません。
携帯もパートナーは格安スマホですし、車も2台軽自動車所有です。
生命保険もネットです。
ですから、締めるところをきちんと引き締めての生活です。

これは、わが子の教育資金や自分たちの老後のためでもあります。
今はコロナで旅行ができないため、貯金は、少しずつ増えています。
でも、子どもと思い出が作れる時間はわずかなものです。
お金に振り回されず、家族で楽しい思い出も増やしていこうと考えています。






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