科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

中学受験 子どもの進学はある意味ギャンブル 参考用

2020-06-25 09:24:36 | 日記
今朝、メーカー時代の友人とメールしていて、ある意味子どもの教育資金を用意し、
海のものとも山のものともならない、ただ将来性を買うというのは、ギャンブルだな。
と思いました。

私が中学時代は、まだ大学進学そのものが特別な時代でした。
ですから、大卒の男子というのは、それだけで価値があり、見合い結婚の場合は、
それだけで決まるということも珍しくない時代でした。
※これは田舎のせいかも
今はおそらく書かれていないと思いますが、県内の公立高校の定員表の下に、
大卒でないとなれない職業一覧がありました。
医師・薬剤師・獣医師・教師など書かれていた記憶があります。

今朝メールをしていた友人は、同じ会社には勤めていましたが、
職場は違いました。
海外事業部という花形にいました。
私は、入社2年後、どういうわけなのか、今もって不可解ですが、
その職場の応援に行きました。
そこで、年も近いということもあり、仲良くなりました。
彼女は、短大卒ですが、英語が堪能なため、
よく海外のお客様が来社された時、通訳として一緒に歩いていました。
ですから、かなり英語が話せたということです。

そんな彼女でさえ、リストラの対象になってしまうのですから、世は無常です。
私は、彼女なら、きっと会社は残すと思っていました。
今ならハラスメントですが、あの当時は、会社は、既婚女子はいらないと、堂々と言う時代でした。

話は変わります。
優秀な人でも、会社は不景気になれば、人員削減もします。
それもあり、昨今は、景気に左右されない医学部医学科は大人気。
でも、このコロナで、医者の激務が判明したり、いざ感染病があれば、一般人よりリスクもあります。
ですから、今年の医学部医学科入試の競争率は下がると言われていますから、皮肉なものです。

よく医学部にはいれば、医者になれると思いがちですが、医師の6年間の勉強は、
いままでの受験の比でないと言われています。
そして、なってからも、常に勉強し、緊張を強いられる職業です。
ですから、成績がいい=医学部進学するという単純な考えは、学校側が喜ぶだけで、
本人のことは考えていないことが多いです。
また、医師に限らず、恐らく今年は石原さとみの薬剤師ドラマで、
薬学部は人気となるでしょう。
※昨今は医療ドラマの影響で、医師を目指す人が増加したと言われています
HEROの時は、検事が大人気でした
医学部・薬学部の共通点は、医療関係だけでなく、
「資格取得できなければ、ただの人」
になってしまう可能性が高いです。
※資格は持っていなくても、就職はできますが、医師・薬剤師としての勤務はできません
そう考えると、国公立ならともかく、大金(何千万クラス)のかかる私大に進学させるというのは、
ほぼギャンブルに近いと言えるでしょう。
今奨学金で、数百万円が返せないなどと言われていますが、そんな可愛いものじゃない。
開業医の家庭でもない限り、そんな大金、右から左には出せる家庭は、かなり少ないでしょう。
我が家も、毎月コツコツと準備していますが、たとえ医療関係につかなくても、
大学卒業後、運よく就職できても、リストラにあい、職が決まらないということもあり得るです。
そう考えると、うーん・・・、不安だ。
となるわけです。
でも、今更、
「どうなるかわからないから、大学行くのやめたら」
と、中学受験をし、私立中高一貫校に進学した我が子に言えるわけもない。
恐らくそんな不安な気持ちを抱えている保護者は、私だけでないはず。
可愛い我が子の未来が明るいものでありますように。
ただただそれを願うばかりです。







コメントを投稿