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私立中高一貫校 中学受験で考えておくべきこと 経験者からの意見 参考用

2023-12-19 07:46:13 | 日記

もう12月も半ばを過ぎ、

終わりに差し掛かっているこの時期、

早い学校は中学受験がスタート、

1月から徐々に本格的に

受験していくことになるでしょう。

 

わが子も5年前、中学受験を経験しています。

私の住む地域は、中学受験そのものが一般的ではなく、

高校も公立高校進学、

大学も国公立進学が

よほどのハイレベル私立を除くと、

良しとされる地域です。

 

ですから、わが子から中学受験は言い始めたものの、

入学を決めるまで、かなり葛藤がありました。

また、入学してからは、

「入学させて良かった」よりも、

「行かせなければよかった」

の気持ちの方が強いです。

これは、ブログにかなり書いていますので、

参考として読んでください。

 

実際には入学してみないとわからないものの、

やはり後悔は、

「いじめ」「勉強がわからなくなった時の対策」

です。

中学受験の時は、

目が行くのは「偏差値」「合格実績」です。

私自身も受験させるに当たって参考にしましたし、

実際そういう方がほとんどでしょう。

 

兄姉がすでに入学していればともかく、

ネットでの学校情報は、

そんなに多くはありませんでした。

※田舎なので、書き込む人がほぼいない

ですから、入ってみて驚くことが多かったです。

また、わが子が入学したころは、

まだセンター試験で、学校側も対策を

かなり出来ていましたし、

先輩は男女問わず仲が良かったので、

勉強を教え合う環境どころか、

恐らくドラゴン桜の真似だと思いますが、

受験教科を、

高校入学後には生徒が

先生のように授業をしていて、

ほぼ教員の出番がなかったそうです。

 

それを率先していたのが、

国立医学部医学科現役合格した

生徒会長のYくんです。

入学後、かなりの先生が彼を誉めていました。

中には、彼よりハイレベル、

旧帝大医学部医学科現役合格した先輩もいましたが、

それよりも先生が話すのは、

常にYくんでした。

 

恐らくあの年実勢が良かったのは、

彼がクラスを引っ張っていたからでしょう。

だから、先生方もずっと彼を褒めたたえる。

でも、それは学校独自のシステムとして、

ずっと引き継いでいくわけではありません。

たまたま、彼が実行し、

その年が良かったのです。

 

むしろ、中学受験の説明会で、

保護者の方に質問して欲しいのは、

「いじめ対策の具体化」

「勉強がついていけれなくなった時の対策」

です。

 

中学受験するお子さんは、

大抵優秀だと思います。

実際わが子も100点以外見ることは、

ほぼなかった記憶があります。

そんなわが子が偏差値50代前半の

私立中高一貫校では、

全く授業についていけれていません。

 

学校側は追試と言う形はとっても、

補習と言うのは、ほぼありませんでした。

自分から先生に声を掛けて、

「〇〇を教えてください」

と言うしかありません。

中1で英語がついていけれなくなった時、

担任及び進路の先生が、

「ご家庭で何とかして下さい」

と言われた、衝撃は今でも忘れられません。

この先生だけでなく、どの担任からも言われ、

「学校は、授業だけを教えるところなのか」

と、驚愕したものです。

中学程度の英語なら私が教えることが出来たので、

あの時は何とかなったものの、

高校からはお手上げ状態でした。

『できる生徒だけ実績を残して欲しい』

そう感じています。

 

ですから、ある程度財力のあるご家庭は、

塾や予備校へ通います。

実際同じクラスの生徒のほとんどは、

定期テスト対策や受験対策を兼ねて通っています。

※上位でも通っている生徒もいます

宣伝文句の、

「面倒見№1」は、誇大広告とさえ思っています。

一体どんな面倒を見てくれるのか?

かなり疑問に思っています。

 

学校の授業だけでは、

共通テストは、もはや突破できないと言われています。

実際わが子はもう既に共通テストを

受験していますが、

「学校だけでは無理」

と話しています。

※中3と高1に共通テストを3教科受験

それもあり、定期テストは

かなり難しくなっているのかもしれません。

もう今の時代、センターの頃のように、

「貧乏な家庭でも、教科書を一生懸命勉強すれば、

難関大合格可能」とは言えなくなっているのかもしれません。

 

学校が手厚い指導をしてくれない場合、

前記のように、外部に頼らざるを得ません。

そうなると、中学受験で終わりではなく、

中学以降もかなりの大金を

学校外でまた必要となるのです。

それをねん出できるのか?

それも重要ではありますが、

中学受験の時以上の心労が、

ずっと続いていることに、

私たち夫婦はかなり参っています。

 

受験は合格して終わりではなく、

またここからがスタートなのです。

実際入学してから、

共通テストがどんなものなのか?

知ったこともありますが、

かなり教員が退職し、

特に私立は引き抜きがあり、

より優秀な教員は、

より待遇のいい学校へ

行ってしまう現実を目の当たりにしました。

「この先生に習いたいからこの学校へ」

というのも、目の前でぶち壊されてしまいました。

 

一寸先は闇ですが、

経験者としてこんなことが

現実にあると言うことを

お伝えしたくて書かせていただきました。

 

あくまでもいち保護者の感想ですが、

参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 



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