堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

日本語の表と裏

2010年12月05日 | 日記

新潮文庫「日本語 表と裏」(森本哲郎著)を読み始めた。

日本語には以前から興味があり、類似の本も何冊か読んでいる。

 自分でも依頼文や広報紙、HPなどの文章を書いている。その時、間違ったものの書き方をしているかどうか気になる。敬語や謙譲語の使い方にしてもしかりである。

 

今多少気になっている言葉の一つに「送付」というのがある。

文字通り解釈すれば「送り付ける」であり、あまりいい感じのものではない。

しかし、「FAX送付状」などと日常的に使われている。

中学生や高校生が使う簡単な国技辞典や漢和辞典では「送り届ける」とあり、「送り付ける」とはなっていない。

そこで、私は文書のタイトルで使うときには「送付」と書き、文書の中で使うときには「お送りします」と書くことにしている。

 

「日本語 表と裏」は日本語の本音とたてまえについて探り、日本人論を考える一書であろう。

 

最初に出てきた言葉が「よろしく」である。

これは、私が依頼文やご案内の文書で多用するものなので、著者の考えとわたくしの考えを整理しなくてはと思い、一旦本から離れなければならない状況となってしまった。

 

 三小のプールの傍に柿の木があり、熟しすぎて落下寸前まで来ている。不思議なことに鳥が一羽もとまっていない。ところが道を隔てた南側の民家の柿には鳥が群がっている。かつて、メジロが集団で柿をついばんでいた。今日は、ヒヨドリに似ているがそれとも違う鳥が来ていた、名前は分からない。
 三小の柿は渋柿なので鳥も食べないのだろうか。人のものを無断で食べると先生方に叱られるのを鳥も知っていて来ないのだろうか、それは分からない。