急ぎ研ぎ 2014-03-30 20:55:02 | 刀身研摩 大急ぎで仕上げた刀剣研磨です。なんと、片面研ぎです。 この刀身は、室町時代中期の西国物です。 若干茎を摘んでいますが銘も残っており、上と下とがバッチリ一致します。 この時期の鉄は、現代の鉄とは一線を画しており、イメージ的に研ぎ師がさほど手を掛けなくても勝手に研ぎあがっていくような感覚に見舞われます。 また、マニアックな話ですが、柾の強い刀身では通常よりも早めの工程から立つに突いていっても、仕上がりが良いように感じます。 « うぶだし刀剣の修復 | トップ | 脇差拵の修復 »
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