2月25日
連日ご紹介してきました

手作り雛コンテスト

の開票結果が出ました。
来場者の総投票数は、約4000票。
そのうち540票を獲得された 9番 作品名:ひな人形 素材:水引き が、
松田町観光協会長賞に決定しました。
第2位の暮楽花人賞には、 25番 作品名:衣装人形 袿雛 素材:ワラ胴、布他
が選ばれました。
観光協会長賞に選ばれた作品を作られたのは、秦野市在住の
前田喜美子さん。
水引き細工は、長野県飯田市が発祥ということで、
そちらの先生が秦野に住んでいた頃に習い始められたそうです。
どの人形も一本の長い水引きを編みこんで作っているそうで、
ほどいていくと長い水引きに戻るそうです。
暮楽花人賞に選ばれた作品を作られたのは、同じく秦野在住の
茅野道子さん。
娘さんが生まれた時、自分でお雛さまを作ってあげたいと始められた人形作り。
古い資料なども参考にされ、時代考証にのっとった「高倉流」の衣装の着せ方だそうです。
今回会場の入り口に飾らせていただいた、十二単を着た立ち雛も茅野さんの作品です。
コンテストの基準より大きな作品のため、参考作品として飾らせていただきました。
お二人とも、公募展に応募されたのは初めての経験ということでしたが、
長い経験に裏打ちされた確かな技術が、来場者のみなさんから指示されたものと思われます。
本当におめでとうございました。
この他の各賞については、またの機会にご紹介させていただきたいと思います。
応募いただいた皆さま、投票にご協力いただいた皆さま、その他関係者の皆さま、
ありがとうございました。