暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

友禅型染め体験

2008-07-31 07:12:40 | クラフト
        京都での早朝散歩は東本願寺 


 


早朝の爽やかな空気の中、地元のみなさんが、一人また一人と、朝のお参りにみえていました。

阿弥陀堂のとなりに、大きな体育館のような建物が写っています。

これは、改修工事中の御影堂で、大きなお堂の建物がすっぽりと包まれています。

中に入ってみると、大きな屋根の下にも頑丈そうな鉄骨が組まれていて、

しかっりと支えながら、痛んだ所を改修しているようでした。

隣接したプレハブでは、真鍮の金具などが洗浄される所を、外から見られるようになっていました。

早朝なので、もちろん作業はしていませんでしたが、梅酢の入れ物や見本が置いてあり

再び輝きを取り戻す姿を、垣間見ることができました。


 今回の京都のお楽しみのひとつは、 友禅型染め体験 

ハンカチやTシャツなどの中から、扇子を選びました。

   

下のような型を乗せて、一色一色刷毛で染めていきます。

   

模様に関係ない二つの小さな穴が開いていて、それをずらさないように置いていきます。

   

刷毛の使い方で、色の濃淡を出すことができます。

   

最後に白い縁取りの線が入って完成 

   

ハンカチなどはすぐに持ち帰ることができますが、扇子は扇子に仕立てていただくので、

一ヵ月後くらいに送られて来るそうです。


私にとって、旅先で体験教室に参加するのは、楽しい思い出になるだけでなく、

とても参考になります。

 準備の仕方、教え方、どんな物が人気があるのか・・・などなど。

今回の楽しい体験も、 工房 暮楽花人  での仕事に、とても参考になりました。



京都のお話はこれでおしまい。

明日は夏休みの教室の様子を、ご紹介しましょう。

夏の京都

2008-07-30 08:50:58 | ドライフラワー
       昨日に引き続き、夏の京都のお話 


京都・陶芸アマコンの展示会場の外には、清水焼・陶器まつりのテントが並んでいました。

窯元や作家のお買い得品や、オリジナル作品を割安で購入できる他、

源氏物語千年紀にあわせた作品の展示などもありました。



 


京都の夏は暑いと覚悟していましたが、前日より4~5度低い気温だったらしく、

このあたりと変わらない暑さでした。

それでも、日傘や帽子、団扇に扇子は欠かせません。


 

こちらは、小さな小さな土瓶やお釜。

直径2cm位の物から、もっと小さなカップなどまで。

右の写真は、小さなフォトフレームの中に入っていました。




こちらの作家さんが作られ、お姉さんが絵付けをされているそうです。

抱えるほどの大きな作品を作るのと同じろくろで、一つ一つろくろ引きされているとか。

指一本でも、こんな小さな物は無理ですよね?と、尋ねたところ

「こんな指やからねぇ。」と笑いながら、専用に小さな柄ごて(道具の一種)から、

ご自分で作られていると、教えてくださいました。

小さくても、ちゃんと水が出るように作られている土瓶の口は、針をこて代わりに使って、

仕上げるとか。

ドールハウスのイベントなどで、実演することもあるそうです。

楽しいお話をたくさんしていただき、ありがとうございました。


山科の会場を後にして、夕飯は夏の京都の風物詩「川床」



京都にお住まいの方に教えていただき、貴船にしようか鴨川にしようか迷いましたが、

時間の関係もあり、今回は鴨川沿いの先斗町のお店にしました。

懐石料理を出すお店もあれば、居酒屋さんやバーなどでも川床を出している所もあり、

思ったよりリーズナブルに楽しめました。

ちなみに、貴船は「かわどこ」鴨川は「かわゆか」と言うそうで、

これも京都の方に教えていただきました。

憧れの川床。夕方の川風に吹かれながら、気持ちの良い時間を過ごすことができました。

食後は京都の町をぶらぶらするつもりでしたが、飲食店以外は、意外に閉まるのが早く、

まだホテルに戻りたくないけれど、すでにお腹はいっぱい。という私達は京都駅へ。

 


大階段を上まで上り、京都の夜景を楽しんだ後、空中通路へ。

個性的な京都駅の建物をいろいろな角度で楽しみました。



 目の前に綺麗に光る京都タワー 

この続きは、また次回。

京都陶芸アマコンと清水焼まつり

2008-07-29 23:18:49 | Weblog
       夏の京都のお話 

京都陶芸アマコン大賞を見てきました。

          

左がグランプリの作品。右が大賞作品です。

  


会場は京都山科にある、清水焼団地組合の会館。

今年で8回目を迎えるこのコンテストは、プロの陶芸家を除くアマチュア愛陶家が

応募資格となっていて、もちろん日本全国、誰でも参加できます。

一般の部の他に小学生の部も設けられていて、京都市長賞など、各賞が設けられています。





会場には、入選作品と各賞の受賞作品が展示されています。

同時に開催されていた「清水焼・陶器まつり」のお客様を初め、

たくさんの人が会場を訪れていました。


技術の素晴らしさだけでなく、ユニークな表現や、陶芸を楽しんでいる作品も多く、

いろいろと参考になる展示でした。いくつかご紹介しましょう。




 大きな作品で、確か京都新聞社賞を受賞されていたと思います。

造形も面白く、焼きもすばらしかったです。



 努力賞を受賞した友人の作品「繭猫ファミリー」

会場での写真は本人が一緒に写っているため、提出用に撮影したものです。


  気の遠くなるほど、根気よく穴を開けられたのだろうと、感服しました。




 おそらく、以前コメントをお寄せ頂いたひとみさんの作品ではないかと思って

写真を撮りました。それぞれの表情がとても良かったです。




 恥ずかしながら、食器の部門に応募した私の作品です。

ガラスケースの中に入って、別物に見えました。


陶器まつりの様子や、夏の京都の様子は、また次回ご紹介致します。

赤じそジュース

2008-07-27 07:46:34 | 料理
 赤じそが手に入ったので、赤じそジュースを作ってみました。


        


最近の研究では、シソは風邪や食あたりだけでなく、花粉症やぜんそくなどのアレルギーを

抑える働きがあると言われています。

赤じその出回るこの時期に、たくさん作って、健康飲料として飲まれている方もいらっしゃいます。

私のお気に入りの飲み方は、炭酸割り。とても美味しいのでオススメです。

赤じそは、今からでも手に入ると思いますし、作り方もとても簡単なので

是非お試し下さい。


   

    材  料  

       しそ    400g 

       クエン酸   25g 

       砂糖     1Kg

        水      2L 

    作 り 方 

      ①大きめの鍋にお湯を沸騰させ、洗ったシソを入れる。
         
       再び沸騰したら、弱火にして10分間煮る

      ②シソの葉を取り出し、クエン酸と砂糖を入れ、再び火にかけ

       砂糖がとけ一煮立ちしたら火をとめる。

      ③煮沸して滅菌したビンに入れ、冷暗所か冷蔵庫で保存する。


     *牛乳で割って飲んでも、ヨーグルトドリンクみたいで美味しいです。

       

ストレブトカーパス

2008-07-26 05:17:16 | Weblog
     葉ざしのお話 

葉挿しってご存知ですか?

あまり聞き慣れない言葉ですよね?

今年の春に旅先で、ある植物を購入した時のことです。

お店の人が、「これは葉挿しができるんですよ!」と。

葉挿し? 葉っぱから根が出るの??? 

家に帰って、さっそく挑戦してみました。

 
  
葉挿しをしてから、だいぶ日にちが経ちました。

一ヶ月ぐらい前に根は出できたものの、それ以上の変化が見られません。

植木鉢に葉が刺さっているだけ・・・ どうなるのかな?と、思っていたら 

生まれました!小さな赤ちゃん。

葉っぱの根元の所から、小さな葉が出てきたのです。

何とも不思議な植物ですねぇ。

     
      

これが  ストレブトカーパス  です。

植物の生命力って、本当にすばらしい。

この小さな葉っぱがどんなふうになるか、花が咲くまでの経過を、

またお知らせしたいと思っています。


葉挿しのストレブトカーパス。無事に花が咲きますように!!



           お 知 ら せ 

本日7月26日 工房 暮楽花人 は、都合により、午前中のみの営業とさせていただきます。

みなさまには、ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い致します。

なお、西平畑公園および松田山ハーブガーデンの他の施設は、通常通りの営業となっております。