工房八重の部屋

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京都国立博物館「長谷川等伯展」の国宝「松林図屏風」に魅せられる!

2010年04月23日 | Weblog
安土桃山時代に京都を舞台に活躍した長谷川等伯の没後400年を記念した特別展が

京都国立博物館で開かれている。国宝3点、重要文化財30点を含む75点展示されて

いるので、夕方5時に行ったら、駐車場には入れ、待ち時間無く、入場出来たものの、

館内は混雑していた!等伯のよりすぐりの作品が見られるので、超人気の展示会

となっています! 智積院所蔵の国宝「楓図壁貼付」「松に秋草図屏風」は、ダイナミック

だが、智積院の収蔵庫は壁すべてが、長谷川等伯一門の障壁画、なので、雰囲気があり、

智積院で見る方が、より迫力がありました。

また本法寺所蔵の仏涅槃図は、本法寺では、専用の収蔵庫は2階までの吹き抜けに

展示されているので、本法寺で見たほうが、この巨大な仏涅槃像の全容がわかります!

京都に滞在して、絵師として活躍したので、いろいろな京都の寺が、等伯のふすま絵などを

所蔵した事がわかりました!

1番素晴らしかったには、東京国立博物館所蔵の国宝 「松林図屏風」でした。

水墨画の最高傑作と言われるのが、うなずけます。 

霧に松がかすんだ様子の幽玄な墨絵は、絵に引き込まれるような、素晴らしい屏風でした。

6時閉館なので、5時に入館しても、混雑する館内にびっくりしましたが、長谷川等伯の

これだけの見ごたえある展示された数々の絵に、感動の特別展でした。

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京都国立博物館


国宝、楓図壁貼付のポスター


国宝、楓図壁貼付のポスター 秀吉にも重要とされ、依頼された屏風絵も多い!

国宝、松林図屏風のポスター。 松林図屏風は水墨画の最高傑作といわれている!


国宝、松林図屏風のポスター。 幻想的で絵に吸い込まれそうな魅力がある!


柳橋水車屏風


霧島ツツジが、咲いていた!