工房八重の部屋

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建仁寺は京都最古800年の歴史ある禅寺、小泉淳作「双竜図」に感動!

2011年01月23日 | Weblog
建仁寺は、800年の歴史ある京都最古の禅寺で、明治時代の廃仏毀釈、神仏分離の法難

により、塔頭の統廃合が行われ、余った土地を政府に上納、境内が半分近く縮小され、

現在にいたっています。

祇園の南に位置し、繁華街が近いのに、来るたびに、建仁寺の禅の精神が感じられ、

清潔な寺内や、風神雷神の俵屋宗達の国宝の屏風を、本坊内に展示してあり、

本坊の中庭の、潮音庭の雄大な禅庭など、清冽な、清々しい美しさに満ちた禅寺です。

1月から、方丈の屋根の工事が、3年にわたって行われるということで、

残念ながら、騒がしく、今度訪ねる時は、工事が終わった後に、行きたいと思いました!


勅使門  応仁の乱の矢が射られた傷が柱に残る! 開かずの門です。


境内にある浴室


公開されていない開山堂への門


三門


法堂


本坊への入り口の庫裏


看板


潮音庭の雄大な禅庭


この中庭は、ほっとするような空間の中庭です!


本坊の座敷


海北友松によって描かれた方丈襖絵「雲龍図」は、今は、デジタル複製が
飾られていました。



国宝風神屏風  俵屋宗達の最高傑作


国宝雷神屏風  俵屋宗達の最高傑作


方丈の屋根が工事中なので、雄大な方丈庭園が、工事現場になって、見られなかった
のが、残念でした。


法堂の内部


法堂の天井の、小泉淳作画伯が描いた「双龍図」の天井画には、圧倒される!
2つの龍は迫力あり、今まで、建仁寺法堂の天井には何も描かれていなかったとの事です
龍は、「水の神」で、修行僧に仏法の教えの雨を、降らせるということです。


方丈裏の庭園は、植木の移動をしていました。



茶席「東陽坊」 秀吉が1587年に催した北野大茶会で、使われた茶席!